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「おにーちゃんにかぞくはいないの？」
「……なんだよいきなり」
「わたしはいないよ」
「……」
「おとーさんとかおかーさんしらないの」
「……先生がいる」
「せんせえ？」
「先生」
「おとーさんのこと？」
「違う。先生だ」
「へー」
「あの人は凄いんだ……俺を連れてくれた」
「つれてくれたの？」
「うん」
「じゃあおにーちゃんのひーろーだね」
「……やめろ」
「？」
「ヒーローなんて言うな」
「……ごめんなさい」
「……」
「でも、おにーちゃんしあわせだね」
「？」
「だってじぶんのおうちみたいなところがあるもん」
久しぶりに夢を見た
寝起きは悪く、頭は痛いし、気分も悪かった
あの日、私達は廃墟となったアパートのようなマンションのような所に出てきた
コマは奪われ、先生も不明
メンバーの指揮は少しずつ下がっていた
そして、死柄木は執念が渦巻いていた
心配するAは声をかけてみたが返事が帰ってこなかった
A(死柄木さん……)
そうした中、一晩が明け、朝が来た
…朝は嫌いだ
太陽は眩しいし、人がごった返す
自分は自由に動けないし、ヒーローは動き始める
A(もう…完全に悪になってきてるなぁ)
今までだったら朝が嫌いとか思わなかっただろう
むしろ、暗い夜の方が嫌いだった
でもいまは……
トガ「おはよー」
A「あ、ヒミちゃん」
寝起きの彼女は髪は下ろしており、くせ毛でところどころ跳ねてた
A「怪我とか大丈夫？」
トガ「私は大丈夫！みんなの方がやばそうです…」
A「だよね」
頭を蹴られて気絶していた者は起きたが、黒霧だけは起きなかった
A「昨日手当ちょっとしたんだけどなぁ」
トガ「攻撃が細すぎたのかも！」
A「かなぁ」
荼毘「おい。起きてんのか」
A「お、真っ先気絶野郎」
荼毘「黙れ」
荼毘がA達を呼びに来た
何やら、死柄木が全員を呼んだらしい
A「え、死柄木さんが？」
荼毘「来いだとよ」
トガ「私もですか？」
荼毘「ああ」
人通りがなさそうな殺風景な場所に移動した
死柄木「A…」
A「大丈夫…ですか？」
死柄木「あー、悪かった」
黒霧の姿だけはみられなかったが、他の仲間は全員集まったそうだ
死柄木「１回離れる」
A「……？」
死柄木「もう一度待つ」
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はるな(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！！(´；ω；｀)前作も読んでいただき嬉しいです…！！！次からも頑張っていきたいと思います！！！！！ (2017年10月5日 18時) (
レス) id: 3eab6ce567 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - なんかもう前作に引き続きイラストも話も神すぎて泣きそうです………！！連載お疲れ様でした！ (2017年10月5日 7時) (レス) id: afd43e21b3 (このIDを非表示/違反報告)
はしきれ(プロフ) - ありがとうございます!!!死柄木さんにはもうちょっと狂って貰おうかなーと……w更新遅くてすみません！！！ (2016年9月13日 7時) (レス) id: 3eab6ce567 (このIDを非表示/違反報告)
サソリ - おもしろかったです！！死柄木のあの狂ってる感が好きです (2016年9月11日 14時) (レス) id: 87bc3ee598 (このIDを非表示/違反報告)
はしきれ(プロフ) - mitudaさん» ありがとうございます!!!好きだなんて……(´；ω；｀)頑張りますｯ!!! (2016年8月26日 7時) (レス) id: 3eab6ce567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるな | 作成日時：2016年8月20日 20時
