西谷編 ページ13
「 西谷先輩ー!こっちでーす!!」
私は大きく手を振る
西谷「 おー!! こ、これが噂の天然温泉か!」
キラキラした眼差しで湧き上がる温泉を見つめる。
噂の天然温泉を目指して西谷先輩と旅行に来たけど…まさかこんな所にあるなんて…
「 いやー…頑張ってここまで来たかいがありましたねー!」
西谷「 だな! おかげで足がパンパンだぜ…」
痛そうに足をさする西谷先輩。
「 だ、大丈夫ですか!? 一応湿布ありますけど…!」
私は慌てて湿布を取り出す
西谷「 おー…サンキュー! でも、とりあえず先温泉入んねーか?」
「 ですね……私も足がパンパンで死にそうですー(泣) 」
そう言って私もパンパンに膨れ上がった太ももをさする
「 じゃーさっそく入っちゃいましょ!
効能が足に効くかもですから…!」
私はリュックの中からタオル類を取り出し、
脱衣場へと向かった。
「 はぁー…」
バスタオルに着替え大きくため息をつく。
「 うぅ…もう少し胸があればな…」
しょんぼりしながら胸に手をあてる
貧乳にとっての混浴、または温泉は非常に難易度が高い…
しかもあの西谷先輩だから…絶対巨乳の方が好みだよね……。
「 はぁ……こんな姿見せたくない」
そう呟いて、私はとぼとぼと温泉へと向かった。
西谷「 おーやっと来たー!」
そう言って元気よく手を振る
「 すいません…待たせてしまって」
西谷「 いよいよ! それよりも、この絶景見てみて!!」
そう言うと、西谷先輩は後ろを指さす
「 …うわぁー!すごい綺麗…!」
そこには、街全体が一望できる絶景だった
紅葉も満開で、写真に収めたいほどの綺麗な景色だった。
西谷「 ここまで頑張ってよかったな…」
「 ですね…疲れがいっきにとれます…」
そう言って私は微笑んだ
西谷「 ………」
「 なんかずっと浸かっておきたいですねー」
西谷「………」
「 ……西谷先輩…?」
問いかけるが、西谷先輩は黙ったまま私を見つめる。
「 ど、どうしたんですか…? も、もしかして足痛むんですか…!」
私はそっと西谷先輩に近ずいた
その時…
『チュッ…』
私の唇が柔らかいものに当たった
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赤羽 - 好きだあああああああありがとうございます (4月8日 20時) (レス) @page22 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
花綾 - い、いいいい岩ちゃぁーん!!カッコよ、 (2022年3月16日 12時) (レス) @page10 id: 95c165d355 (このIDを非表示/違反報告)
ピピヲ - 最高でーす。ありがとうございます。 (2021年8月28日 19時) (レス) id: a43c101a22 (このIDを非表示/違反報告)
リリカ - 国見ちゃん大好きです!でも全員おもしろかったです!更新頑張ってください! (2020年9月13日 12時) (レス) id: 82db78b5ea (このIDを非表示/違反報告)
? - たくさんみたい! (2019年12月19日 20時) (レス) id: 4043d7c4a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Vanillaモナカ | 作成日時:2017年9月18日 2時