自動翻訳=響也 ページ27
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部屋を出ると、何やら妙な音が聞こえた。
ドン ドン ドン
ドンドンドン ドンドン
不規則に鳴る音は、どうやらこの曲がり角の
奥から聞こえてくる。
貴「 …こ、怖い。」
満「 何だこの音は……」
恐る恐る曲がり角から、顔を覗かせた。
貴「 うわっ、妖怪デコハゲだ!!」
進「 誰がデコハゲだ!! 誰が!」
満「 ……。」
進は軽く舌打ちをし、振り向く。
進「 お前らかよ、サボってんじゃねぇよ」
貴「 サボってないよ。進こそ何やってたの?」
進「 窓割れねぇか試してんだよ。」
貴「 それこそ無駄じゃん」
進「 あぁ?」
私は進くんを不機嫌にさせるのが得意みたい
全然嬉しくはないけどね。
満「 なにか進展は?」
進「 あるわけねぇだろ」
貴「 私と満は見つけたよ!ダイアル式の番号とネジ!」
進「 役に立たねぇな…」
貴「 進よりはあるけどね((ボソッ」
満「 ……なにか金庫かダイアル式の扉見つけなかったか?」
進「 あ? 隣の部屋で、それっぽいのは見つけたぞ」
貴「 本当に?」
進「 金庫みたいなやつだったな…」
貴「 やった!早速行ってみよう」
グイッと満の腕を引く
背を向けた時、進は突然呼びかけた。
進「 この屋敷、英語の本とかやたら多いみてぇだけど…気になるもんがあったら情報共有しとけ。 響也がなんとかしてくれるだろ」
満「 響也? …あぁ、その手があったか」
進「 昔は海外に住んでたらしいからな。
ロビーに置いてたら響也が受け取るだろ、すぐ訳してくれるんじゃね?」
満「 わかった、そうする」
言葉を交わし方向転換しようとした…
満「 ……だいぶ晴れてきたな」
月明かりに照らされ、きらきらと輝く空。
ジ、ジジ、、ジジジッ
満「 …っ!」
貴「 み、満?大丈夫?」
満「 あ、あぁ…。少し疲れてるのかも…」
貴「 休んでから探す?」
満「 いや、いい…」
険しい表情で歩き始める。
なんだか私も、さっきから頭が痛いし
無理にでも休ませるべきなのだろうか
でも、お節介だと思われそうだし…
そう考えていると、左に大きな扉が見えた。
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あああああ(プロフ) - とても良かったです!続き楽しみです!!! (2022年8月4日 21時) (レス) id: a75cc7347b (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!更新よろしくお願いします! (2022年4月18日 7時) (レス) @page35 id: 8c2dbb8018 (このIDを非表示/違反報告)
ナーさん&ルナール(プロフ) - すごく良かった(≧∇≦)b続き楽しみ(*^_^*) (2021年7月15日 22時) (レス) id: 4368b8319e (このIDを非表示/違反報告)
Vanillaモナカ(プロフ) - 色欲の罪ムギさん» ありがとうございます、楽しんでもらえたなら幸いです!途切れ途切れの更新となりますが、どうぞ宜しくお願いします! (2020年4月6日 22時) (レス) id: eb6a9298ec (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - はじめましてコメント失礼します!!とても面白いです!!満君オチのものは少ないので楽しく読ませてもらっています!!これからも更新頑張って下さい!!応援しています (2020年4月6日 1時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Vanillaモナカ | 作成日時:2018年1月14日 18時