STORY 45 ページ46
私は教師席まで走った。出来るだけ早く、誰とも顔を合わせないようにして。
セ「Aちゃん、急いでどうした？」
「セメントスさん、実は……っいえ、運動がてらにと！」
セ「生徒達が盛り上がると動きたくなるからね」
「そうなんですよ！」
何故か迷惑かけたくないと思ってしまった。そして咄嗟に嘘を…
定かではない情報を教えて事を大きくしてしまうことにどうも納得ができない。
丁度オールマイトさんの隣の席が空いているので座ることに。本来相澤先生の席なのだろうけど。
オ「緑谷少年どうだった？」
純粋で子供のように興奮したオールマイトさんは尋ねてきた。私も興奮したに決まっている
「奮い立ちましたよ！流石オールマイトさんが認めただけあります」
オ「いやいや、彼の力だよ」
「そうですね」
満を持して言うオールマイトさんは拳に力を込めていた。その行動にどんな感情があるのか、私にはとてもじゃないけど分からない。
けれど、誇らしいのだという事だけは分かる。
騎馬戦は始まっている。1000万ポイントの持つデクを追いかける騎馬隊達。
先程助けてくれた三人と芦戸さんの騎馬を発見した。
どう見ても芦戸さん可哀想だけど、付いていける所から元々身体能力が高いことが見て取れる。
誰もがデクを狙う中颯爽とポイントを稼いでいくのは物間寧人くん。隣のクラスの生徒だ。
「あの子たしか…コピーですっけ？」
オ「よく覚えてるなAちゃん」
「そういう事しか覚えられない低知能ですけどね」
オールマイトさんは爆笑してくれた。望んでなくても、そんなことないよ！とかないのが心做しか悲しかったり…
あっという間にポイントを稼いでいき安全圏内だ。
それに気づいて取りに行くのは暴れ馬こと爆豪くん。下の人可哀想やわー。
「爆豪くんって本当にハイスペックですよね」
エ「ソレガ吉ト出ルカ凶ト出ルカ…」
「エクトプラズム先生、彼はきっと吉とか凶とか関係なしに目の前にあるもん奪いますよ」
エ「ナルホド」
空気凝固の個性を片手でグーパンチ！そしてバリン！そして取る！
鮮やかなほど早く瀬呂くんのキャッチもスムーズ。
恐ろしくチームワークが良かった。
私は少しだけドヤ顔をしてしまい下を向いて隠した。
一方、轟隊と緑谷隊
氷に隔離された小さな場所でずっと逃げ回っていた。
「これずっと続いたら勝てそ…」
私が見た光景は前にいた轟隊が緑谷隊の後に居たのだ。手には1000万のハチマキを持っていた
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はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
