STORY 30 ページ31
退院の日、病室で帰る準備をしているとゾッとした。それもいきなりに。
この感覚は私は知っている、ついこの間の敵連合のモノだと、分かる。
「今のうちに殺っとくって？」
黒霧「いえ、貴方には私達と一緒に来てもらいます」
死柄木「お前の個性…関心したよ。あんなのが
「私を雄英教師だと分かってるいってるの？」
死柄木「勿論。それは仲間になってからの話だ、そう怒るな」
私の肩に手を置こうとしたが私は無意識に避けていた。こいつの…死柄木弔の手に触れたら崩れる。
死柄木「まあまあ、そう警戒するなよ」
「警戒するに決まってる。何しに来た、早く要件だけ言って帰れ」
死柄木「気使A」
「な、なんで私の名前を…！」
死柄木「本当に前のことだ。お前と俺は一度あっている」
「…な、何言ってんの」
死柄木「個性がない時のお前に…な？」
「そんな筈な…あ！！いや、違う」
黒霧「誰を思い浮かんだんですか…。死柄木弔に、Aさん、貴方は小さい頃一度あっているのです。覚えてないのは当然のことでしょう」
死柄木「あ、そうか。会ったんじゃなくて俺がAを見たんだ」
「急に名前呼びはやめてよ。たとえ敵でもちょっとキュンてくる」
死柄木「…」
全く何もしてこないのでいつもの自分に戻ってしまい、警戒を解いてしまっていた。
やっぱり私はまだまだだな、と思っていると中指を立てながら私の腕を壁に押し付けた死柄木。
何が起きているのか…理解ができなかった。
死柄木「あ、やっぱりあった」
「…な、何してんの！？」
私の襟元を下に引っぱり鎖骨を顕にさせる。
何してんだこいつ。恥ずかしいわ。そんなふたつの感情が混じり、個性で押すというのが私の選択になった。
死柄木「帰ろう、黒霧。用は済んだ」
「え？」
死柄木「戦う気なんてさらさらなかったし、俺じゃお前に勝てない。整ったら来るから」
「…んっ」
口にキスをされた。不本意だ。
少しカサついていてキスされた事を目をつぶれば分からなかっただろう。
「嬉しくない、来んな」
敵にされたんだ、嬉しいわけがない
死柄木「気づいたらAから来たくなるさ」
「…は？」
その言葉の意味なんて今の私に分かるはずがなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
黒霧「なんですか、アレは」
死柄木「煩い」
黒霧「しかし珍しい」
死柄木「煩い殺すぞ」
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はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
