STORY 28 ページ29
オ「もうこれで君は少女じゃないとわかった。Aちゃん」
「お、おおっ…！」
物凄くいい声で私の名前を呼ぶ。改めて平和の象徴が目の前にいることを実感した。
緑谷「Aさん、ありがとうございます。僕のせいでこんな大怪」
「そんなことよりさ、デクは怪我もうへーき？」
緑谷「あ、はい！Aさんのおかげで！」
「何だろう、オールマイトさんの前で言うのは生意気かも知れませんけど…これでも教師だからね。
頼るのも頼られるのも当たり前」
オ「私もAちゃんを見習わなければな！」
「ちょ、やめてくださいよ！照れ死にます」
緑谷「て、照れ死に！？」
平和の象徴の前で平和を感じるのは当たり前だろうか…あんな事があったからか、物凄くそう感じる。
オールマイトさんは時間だと言ってデクと一緒に病室から出ていった。
扉は閉じ＿＿すぐに開く
オ「相澤君の部屋はこの階の特別室だぜ」
「はい…！」
生徒を守るために、私を守るために大怪我を負った相澤先生と13号先生に会いにいく。
ピッピッ…そんな機械音が部屋に鳴る。
13号「あ、Aちゃん」
「13号先生！怪我は！？」
13号「大丈夫みたいです。Aちゃんこそ、そんな大怪我で来てくれたの？」
「これ結構大したことないですよ。後でリカバリーガールが来て下さるそうなのですぐです！
……相澤先生はまだ起きていない感じですか」
こんなに大きな声で喋っているのにいつもの煩い、やちょっと黙ってろ、が聞けないのは寂しいものがある。
13号先生は動きにくいであろう体を動かし、私の頭に手を置き、優しく動かす。
13号「心配は無用ですよ。先輩はヒーローです」
「…そですよね！ヒーローが死ぬわけない」
ましてや相澤先生だ。
死ぬ時は世界が終わる頃だろう。
そう考えていると扉がノックされ看護師さんが入ってくる。
「やっぱりここにいらしたんですね。気使さん」
私の苗字を忘れていないかい？気使だよ。
なんとも久しぶりに聞いた名前に、自分自信返事をするのが遅れてしまった。
リ「怪我も治ってないって言うのに…あんたはいつもいつも」
「私そんな出歩きませんよ！」
リ「怪我治さないよ、いいのかい？」
「リカバリーガールさんが、そんなこと言いますか！？」
リ「煩い、さっさとここに座りな」
「結局誰にでも煩い言われる私」
看護師さんは目をキラキラとさせてその光景を見ていた。
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はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
