STORY 26 ＋ お礼 ページ27
緑谷side
Aさんは僕達を逃がすため来てくれた。
いつ来たのかさえ分からないくらい早かった。
そんな彼女はとても悲しい顔をしている。そりゃそうだ、相澤先生が自分の為に死ぬかもしれないのだから…
「っは、早く！」
Aさんは敵に聞こえる程の大きな声で僕達に声を掛けた。
何故か……そんな考えをさせてくれずに蛙吹さんの目の前には相澤先生肘をボロボロにする個性を持つ敵の手がある。
脳裏にそんな光景がうつしだされた。
「梅雨ちゃん！…はっ」
死柄木「本っ当かっこいいぜ…イレイザーヘッド」
相澤先生が個性を消したんだ。
脳みその出た怪物は容赦なく相澤先生の首を引っ張り地面に叩きつけた。
威力は凄かったが、それだけのものじゃないとすぐに判断できた。
峰田「Aさんが…緑谷、Aさんが！！」
「先生を、早く！！」
蛙吹「緑谷ちゃん、今のうちに」
緑谷「うん…！」
相澤先生でさえ敵わなかった敵をAさんは一蹴りで壁まで吹き飛ばした。
僕の目にはAさんの周りが赤く光っているよ
うに見える。
これが、Aさんの個性…
死柄木「嘘だろ…なんつーパワーだよ。おい、脳無！！」
「吸収かよ…。こりゃひとりじゃ無理だ……」
死柄木「待て、脳無。ケアユーズ、話し合おう」
「断る。私の相手は脳無なんだよ、邪魔すんな」
死柄木「殺れ」
あんなのとまともに殺りあおうなんて無理だ。
速さもパワーもオールマイトみたいで…
蛙吹『殺せる算段が整ってるから連中こんな無茶してるんじゃないの？』
ふ、と蛙吹さんの言葉が過ぎる。
ああ、こいつの事か…と。
「案外、イケるかも」
死柄木「…！？」
嘘でも強がりでもなく、それは本当のことだった。
Aさんの攻撃は速さとパワーもあり、水だったり氷だったり雷だったりと強さは異常なほど。
死柄木「まぁいい。1人でも多く、殺してから帰ろう」
ゾッとした。奴はこちらを見てまたあの早さで蛙吹さんを狙った。
今度はもう無理だ、ヒーロー目指しておいてそんなセリフ言いたくない…けれど、無理なんだ。
「卑怯…者……がっ！」
緑谷「Aさん！」
彼女の拳が敵にあたり倒れ込んだ。
ーーーーーーーーーーー
ランキング63位になりました！！
評価やお気に入りも含め、本当にありがとうございます！
これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願致します！
さんしょー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
