STORY 24 ページ25
私の頬にキスを落とした隣の人間こと爆豪くんは平然と窓を眺めている。
彼なりに黙らす方法をと考えた結果、車内が揺れて…あぁ、事故か！
「本当にあるんやねー、事故チューとか」
爆豪「事故じゃねぇわ」
相澤「A、こっち来とけ。教師だろ」
「了解です。爆豪くん、ありがとね。なんなら優しかったよ」
馬鹿にしたように言うと顔を真っ赤にして掌から爆破をおこした。
火傷したくはないのでさっさと退散しよう。
「あれ事故ですって」
相澤「俺にとっちゃどうでもいいよ。子供の遊びだろ」
「子供の遊びにあれはちょっとハードすぎませんか？」
相澤「…知らん」
「USJやっぱいつ見てもでか……痛いなぁ」
相澤先生は私の頬を自分の服で拭った。
別に爆豪くんの唇汚くないのになと思ったが、恐らくこれは殴りそうになったけど収めた、とかだろうな。
中に入ると13号先生が待っていた。
相澤「13号、オールマイトは？」
そう言えば来てないな。
13号「先輩、それが…」
制限時間ギリギリまで活動していたと知って本当にヒーローだと思った半分、13号先生が相澤先生の事を先輩と呼んでいることに萌え死にそうだった。
「せんぱーい」
相澤「あ"？」
「怖いけど返事はしてくれるんですね」
13号「先輩はAちゃんに呼ばれて嬉しがってるんですよ」
相澤「13号」
鶴の一声みたく、本当に一声だ。
13号先生の素晴らしいお話のあと、私も少し…
「どんな時でもその場に応じた判断と行動が人の命、或いは自分の命を守ることになる。
正しいと思う行動は決して悪くないよ！だから、プルスウルトラ…忘れないでねー」
13号「言うようになったね」
「程々にです！…相澤先生……！！」
相澤「？」
「気が、変わった」
相澤「…！一かたまりになって動くな！！13号、A、生徒を守れ！」
変なモヤから出てくる大量の敵。
ワープだとすればとても厄介だし、そいつは先日頂いた…とか言ってるし。
「昨日の気はお前らか」
相澤「A下がれ。俺が何とかするから」
「相澤先生を信じま」
最後まで言わずにデクは相澤先生に忠告をした。
イレイザーヘッドの本来の個性である"個性を消す"ことについて。
しかし、私たちは知っている。だからこそ、黙っていた。
相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん」
「13号先生、生徒達を逃がしましょう！」
本物の敵を目の当たりにし、動けない生徒達を必死に走らせた。
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はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
