STORY 12 ページ13
次のバトルは呆気なかった。障子くんが適切な状況を把握したと思えば轟くんが建物や人ごと氷漬けにした。尾白くんは戦闘不能になり核を回収され負け。今は氷を溶かしている最中だ。
「暑いね。八百万さん涼しそう」
八百万「暑いですわよ？」
「見た目がねどうも、暴力的というか爆発的というか…オールマイトさんわかります？」
オ「わかるとか言ったらどうするんだ」
「わかるんだ、て思いますね」
オ「わかる」
「えぇ…」
オ「おい！！」
蛙吹「オールマイトがこんなに焦ってるの初めて見たわ」
「ま、これでも男性だからね」
オ「後で職員室に来なさい」
「私生徒じゃないです」
帰ってきた皆にもまた、講評を聞かす。圧倒的なほど強く判断も間違いではなかった轟くんはやはり流石だと言うべきだろう。
「轟くん、暑いちょっと冷してよ」
未だにこの部屋一体はモワッとしてサウナのように暑い。だから、"この部屋"をと思って言った筈だったのに…。
耳郎「え、轟？」
切島「何やってんだよ！」
峰田「と、轟が、轟がぁぁあ！」
「……何やってんだてめぇはぁぁぁぁあ！」
轟くんは自分の氷の方、体の右側に私を引き寄せたのだ。うん、たしかに涼しいよ、ひんやりいい気持ちだよ。
しかし一発殴ってしまった。あくまでも軽くだと思ってほしいが、明らか教師としてダメだろう。ヒーロー基礎学じゃないし。
「ごめん！大丈夫！？」
轟「俺は大丈夫です。Aさん顔赤いですよ、大丈夫ですか」
上鳴「Aさん！？ちょっと待てお前、A先生のことさAさんって呼んでんのかよ！」
轟「そうだが…？」
芦戸「私Aちゃんって呼んでるよー？」
蛙吹「私もよ」
麗日「え、何それ。私も呼びたい」
「ごめん、どれもこれも私が採用したんや」
そんな流れで私の事を先生と呼ぶ人はここにいない緑谷くんと放心状態の爆豪くんだけになった、と思う。
オ「Aちゃん、次、やろう…」
「Aちゃん！？あー、しょげてます？」
オ「いーや、しょげてない」
「でもヒーローネイムだから、ちゃん付けられないですよ」
オ「ちゃん付け決定なのか。始めよう！」
「始めましょうか！」
次の組、次の組となり今はもう、全体の講評の時間になった。
しかし、驚くべき言葉を私は聞くことになる。
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はづはづ(プロフ) - 、さん» すみません！外し忘れてました！ありがとうございます！！ (2018年2月19日 20時) (
レス) id: fd40a5ee0d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月19日 19時) (レス) id: e737a29189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんしょー | 作成日時：2018年2月19日 18時
