story26 5/5↓ ページ26
・
A「久しぶりです、せんせ」
って言われて、思わず
智「…２人きりのときは？」
って聞いてみる。
A「…敬語なし、智くん…でしたよね」
って。
全部覚えてくれてたことが嬉しくって
思わずギュってしたくなるのも我慢しながら
智「よくできました」
って笑いかける。
ぽっかりあいた１年ちょっとがなかったかのように
いつもどおりだった。
ただ、また先生と生徒の関係だから
何もできないのが悔しい。
Aは、"ホントびっくりした"って。
"まさか担任になるなんて…"
って言ってくれて
智「ホント、偶然だよ。次になる名簿見た瞬間、一番にAの名前を探した。俺がずっと求めていた人、やっと見つけたって思った。今日が楽しみで仕方なかった」
って言える範囲の想いを全部吐き出す。
すると
A「見て、これ」
って出されるストラップに、俺も
手袋とストラップを取り出す。
"手袋の季節終わってるよ？"
って突っ込むAに
智「これAの代わりだもん。俺の気持ちはさ、季節がいくら変わっても終わってないから。あと一年我慢したら、俺たちの約束果たせるんだね」
っていうと、ピンクに頬染めるA。
想いが繋がったままだったことに、
なによりも幸せだった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翔にぃの - りささん本当にありがとうございます！そう言ってくださってほんと嬉しいです♪一生ついていきます(笑) (2014年4月22日 20時) (
レス) id: 5e9fe4b2b3 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - あくあぶりーちさん» コメントありがとうございますヾ(*´∀｀*)ﾉ私は自分で書いておいて、一人で萌えてます(笑) (2014年4月21日 21時) (レス) id: a30bf354f3 (このIDを非表示/違反報告)
あくあぶりーち - キュンキュン！(≧へ≦)萌えてますね。 (2014年4月21日 20時) (レス) id: 0f8c75f36d (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 翔にぃのさん» 改めまして！(笑)わたしの作品全部読んでくださるなんて、ほんとに嬉しい限りです！応援感謝ですヾ(*´∀｀*)ﾉ全然謝る必要ないです♪ほんとに嬉しいんで(^O^) (2014年4月20日 16時) (レス) id: a30bf354f3 (このIDを非表示/違反報告)
翔にぃの - 改めまして、翔にぃのです!!(笑)この話もおもしろいです！てゆうか、りささんの作品全部面白いです(笑)これからも色々応援してます!(何回もほんとごめんなさい･･･) (2014年4月19日 23時) (レス) id: 5e9fe4b2b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りさ
| 作成日時：2014年4月13日 13時
