100回目の初めまして~shigeaki~

amnesia.2 ページ2

貴方「あ、いらっしゃいませ」





ニコッと笑った店員さんが出迎えてくれた




「あの、自分より目上の方に花束を贈りたいんですけど



どんなのがお勧めですか？」



「でしたら…


コケバラとかどうですか？」




そう言ってコケバラとやらを俺に見せてくれた


白とピンクの花でかわいらしい花だった



「花言葉に


尊敬とか崇拝っていう意味があるんです」



「じゃあこの花を使って花束作ってもらってもいいですか？」



「はい！」

そういってお店の奥の方にあるラッピング台へに小走りで行った






ラッピング台にはノートもおかれていた









ふと、ニコッと笑う店員さんはヒマワリみたいだなと思った



内に秘めた魅力というのだろうか、

どこか惹かれるところがあった




「あ、あの…」





「はい、？」





「お名前教えてもらってもいいですか…？」



言ったあとに後悔、

始めてきていきなり名前は？とか引かれてるな、うん。






「あぁ！まだ言ってませんでしたね、



私は相川Aです、」



「僕は加藤です。加藤成亮って言います」





「加藤さんですね(笑)


実は加藤さんが１人目のお客さんなんです、」


照れ笑する姿は少女のようだった





そうこうしてるうちに花束は完成



「また来ますね」




「ふふ、待ってます

ありがとうございました！」



Aさんに見送られながら家に戻る



パン買い忘れてたけど、まぁいっか(笑)

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