▽長男 ペロスペローの場合1 ページ28
昨日のディナー美味しかったなぁ
なんて、眠い目を擦りながら考える
もちろん城でシェフが作る料理もすごく美味しいけど、外食となるとまた気分的にも変わるしいいよねぇ
あの後、帰ってきてお風呂に入って銃火器の手入れをしていたら夜更かししてしまった…
今日は早く寝るようにしよう…
さて、今日はペロスペロー兄さんかクラッカー兄さんか…
どちらからお声がかかる事やら って感じだけど、出来れば遅くまで連れ出すのは勘弁してほしいなぁ
…などと考えていたらメリエンダの時間になっていた
おかしい。どっちからも声をかけられないどころか姿すら見ていないぞ…
もきゅもきゅと大きなマシュマロを口へ運ぶ
｢ぁー！もしかしてかくれんぼ！！？兄さん達は私を試してるのか！！｣
思いついたらいてもたってもいられなくなる！
｢探そう！！｣
残りのマシュマロを全て詰め込んで いざ！兄さん探しの旅へ！！ …と扉を開けて飛び出した瞬間に誰かとぶつかった
いや、正確には瞬間的に綿を発生させてぶつからないようにクッションにしたからお互い顔が綿に埋もれているんだけど…
綿から顔を抜くと、シフォン姉さんも顔を抜いたところだった
｢シフォン姉さんこんにちはー！｣
｢あぁ、A こんにちは！今日は兄さん達からお声かかった？｣
｢ううん！だから今から兄さん達探すの！！｣
｢やっぱりね…今日はね、ペロスペロー兄さんの日なの。でもペロスペロー兄さん 風邪ひいたらしくて部屋で寝込んでるって…だから今日は｢ペロスペロー兄さん 風邪なの！？大変！お見舞いしなくちゃ！！｣
…あら、行っちゃった｣
聞くやいなや、脱兎の如き早さでAはペロスペローの部屋へと向かって行った
｢Aに今日はデート出来ないから謝っておいてくれって言われてたんだけど…ま、仕方ないわね！直接聞くでしょうよ｣
バァン！！
と音を立てて扉を開く
そこには 挨拶を重んじるAがノックもせず入ってきたことに驚きを隠せずベッドで上半身を起こして本を読んでいたペロスペローが飴細工のように固まっていた…
そんなことを気にもとめずにAはペロスペローの元へと駆け寄った
｢ペロスペロー兄さん風邪なの！？大丈夫？お熱は？呼吸は？お薬飲んだ？お水飲む？あぁ、ダメだよ寝ていないと！！｣
｢ぺ、ペロリン…何でAがここに？シフォンは…｣
｢さっきシフォン姉さんに会って、兄さんが風邪だって聞いたからとんできたんだよ！｣
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葉崎もあ(プロフ) - せいなさん» わぁぁぁ嬉しいですありがとうございます！！ 続きもこの後出していくので、お付き合いいただけますと嬉しいです(●´▽`●) (2019年11月4日 20時) (
レス) id: 67ff0abe74 (このIDを非表示/違反報告)
せいな(プロフ) - 更新応援しています！もう素晴らしすぎて興奮状態です！続き待ってます！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 02fe39b432 (このIDを非表示/違反報告)
葉崎もあ(プロフ) - 十七夜さん» ありがとうございます！ご期待に添えるよう、更新がんばります(*´∀｀*)今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月28日 1時) (レス) id: ec0e1cdd14 (このIDを非表示/違反報告)
十七夜(プロフ) - この展開は他の作品になかった！！すっげー期待してます！これからも頑張って！！ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 71ca1b1b4e (このIDを非表示/違反報告)
葉崎もあ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！コメントいただけると励みになります！！これからも楽しんでいただけるように頑張りますね(＊´ｖ｀) (2018年10月27日 23時) (レス) id: ec0e1cdd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉崎もあ | 作成日時：2018年10月16日 22時
