▽10男 クラッカーの場合2 ページ31
｢違うの？｣
どこか情報が間違ってるところあったかな？
と腕を組んで うーん と唸りながら考える
｢違う、そういう意味じゃない｣
｢んー、じゃあどういう意味〜？｣
ますます訳が分からなくなって考える事を放棄した
｢肩書きとかじゃない、気持ちの話だ｣
｢気持ち…かぁ……｣
クラッカー兄さんの気持ち
｢あ！もしかして今日のメリエンダで食べたいものを当てろとかそういう問題！？｣
名探偵を気取り、人差し指を立てて言うも……違ったらしい
ズルンっと音がたちそうな勢いでクラッカー兄さんがずっこけた
｢何でそうなるんだ！！？明らかに今の流れは違うだろ！！！｣
ゼェゼェと肩で息をする兄さんが必死に伝えてくれるが、いまいちピンとこない…
｢う〜〜、私 兄さんみたいに賢くないからハッキリ言ってくれないと分かんないよ…｣
肩を落としてしょぼくれる私を見て、クラッカー兄さんがハッとする
｢そ、それもそうだな…言わなきゃ分からない事もあるか…｣
クラッカー兄さんは深く息を吸った
｢……俺は、お前を大切なパートナーだと思っている。
実際、一緒に仕事をすることも多いし、戦闘においては阿吽の呼吸。
簡単な指示だけでもスムーズに動ける仲だと自負している。
背中を預けることにも不安は無い。｣
｢わぁ、なんか急に褒められちゃうと恥ずかしいなぁ｣
Aは桃色に染まった頬を両手で包む
｢…(そういう所が可愛いんだよｯ！！)
仕事をするにあたって、チームワークで俺たちの右に出る兄弟はいないだろう。
スイート３将星、千手のクラッカーとここまで一緒に戦えるのは実際すごい事だぞ｣
｢わぁ、今度はいきなり自慢話入ってきた！まぁ事実だけど！｣
クラッカー兄さん強くてカッコイイもんねぇ とAが放った言葉によって、今度はクラッカーの頬が桃色に染まった
｢と、とにかくだ！！
もし、もし仮にだが！Aが婚約者として俺以外を選べばそのコンビも解消せざるを得なくなる訳だ！！｣
｢……ｴｴｪｪｪｪｪｪｪｪｪ!!!!??? そ、それは困るよ…｣
Aがオロオロと慌てる中、クラッカーが続けて話す
｢そうだろう？なら簡単だ、俺を選べばいい｣
クラッカー兄さんは何故か自慢げに言う
｢俺ならば兄としても婚約者としてもパートナーとしても、お前を大切にしてやれる…だからA 俺とけっこ｢失礼します！目的地へもうすぐ到着いたしますので、上陸のご用意をお願いします！｣
…すぐ行く｣
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葉崎もあ(プロフ) - せいなさん» わぁぁぁ嬉しいですありがとうございます！！ 続きもこの後出していくので、お付き合いいただけますと嬉しいです(●´▽`●) (2019年11月4日 20時) (
レス) id: 67ff0abe74 (このIDを非表示/違反報告)
せいな(プロフ) - 更新応援しています！もう素晴らしすぎて興奮状態です！続き待ってます！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 02fe39b432 (このIDを非表示/違反報告)
葉崎もあ(プロフ) - 十七夜さん» ありがとうございます！ご期待に添えるよう、更新がんばります(*´∀｀*)今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月28日 1時) (レス) id: ec0e1cdd14 (このIDを非表示/違反報告)
十七夜(プロフ) - この展開は他の作品になかった！！すっげー期待してます！これからも頑張って！！ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 71ca1b1b4e (このIDを非表示/違反報告)
葉崎もあ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！コメントいただけると励みになります！！これからも楽しんでいただけるように頑張りますね(＊´ｖ｀) (2018年10月27日 23時) (レス) id: ec0e1cdd14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉崎もあ | 作成日時：2018年10月16日 22時
