【鬼滅の刃 】花柱は…

▽花柱と蜥蜴鬼 ページ7

｢これは……尻尾！？｣



ぐちゃりと不気味な音をたてて落ちたのは大きな蜥蜴の尻尾の様な物


｢あｯｯｯぶねぇなァ鬼狩りｨ…ふざけんなよｫ…｣


鬼がこちらを睨みつける
どうやらその尻尾で首を切られるのを防いだらしく、首はまだその屈強な体の上にある


Aは鬼との距離をサッととり、背後に母娘を隠す姿勢になる


｢村の入口で襲いかかってきた2体の鬼は滅しました。次はあなたです｣


Aは鬼の睨みに怯む事無く、口にする


｢はァ？あんな雑魚２人殺っただけで偉そうにすんなよなｧ…こちとらその稀血の子どもを食えば十二鬼月に入れるんだよｫ…邪魔すんなｧｧｧ！！！！！｣

鬼は怒り狂い叫ぶ


｢十二鬼月にもなれないような雑魚はあなたでしょう？滅します。御覚悟ください。｣


Aは刀を構え直し、型を変える

それと同時に鬼がこちらに突進してくる

(真正面からの単調な攻撃…迎え撃つ)


｢死ねｪ鬼狩りｨｨｨｨｨｨ！！！！！！｣

鬼が殴りかかってくる


｢弍ﾉ型 薊(ｱｻﾞﾐ)｣

Aは鬼の拳を刀の峰で受け流す
刀はそのまま誘われるかのように鬼の首へと向かい、一刀両断した


今度こそ鬼の首が地面へと落ちる


｢…汚らわしい鬼が、私に触れないでください…｣

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