【鬼滅の刃 】花柱は…

▽炎柱と鬼討伐 ページ5

煉獄が朝食を食べ終え、満足した頃
ちょうど日が昇り始めたのでAと煉獄は件の農村へと向かい始めた


｢伝令の内容は覚えているか？｣

｢もちろんです。“蜥蜴山(ﾄｶｹﾞﾔﾏ)”の麓にある農村で複数の鬼が出没。炎柱と花柱は日が昇り次第、至急向かうように、と｣

｢そうだ！予定としては蜥蜴山へ日暮れまでに到着する！！｣

｢かしこまりました。でないと着いて早々の戦闘もあり得ますからね…気を張っていきしょう｣





ちょうど日が暮れる直前、2人は件の農村へ到着した


｢…さて、村人に話を聞く暇はないようですね｣

｢仕方がないな！戦闘態勢に入るぞ！！｣

｢かしこまりました｣


村に入る直前の森の中、2体の鬼が空間を切り裂いて襲いかかってきた

｢空間を切り裂く血鬼術とは…面白いですね｣

｢壱ノ型 不知火｣

｢壱ノ型 苧環(ｵﾀﾞﾏｷ)｣

煉獄は目にも止まらぬ速さで片方の鬼の首を切る

Aも煉獄に負けぬ速さで鬼との距離を詰め、もう片方の鬼の首を切った



｢……愚かな鬼ですね｣

消えていく二体の鬼を横目で見ながら、Aは呟いた

｢聞いた話だと、鬼はあと2体いるらしい！何とか村人に話を聞けるといいが…｣

｢どうでしょうか…｣

村の方角からは微かに血の香りがする


｢二手に分かれましょうか…村人が心配です｣

｢そうだな、そうしよう｣


村へ入ると、二人は正反対の方向へと駆けていく




鬼を滅するために

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