青いラベルの海物語 ページ48
CMの撮影にやってきた。
はぁ〜…緊張…。
○ロジジイまーくんのおかげで、少しは気が逸れたはずだったけど…
ここへ来たらまた緊張感がぶり返す。
py「A、チャ ウヌさんが到着されたよ」
ペ ヨンジェさんという男性マネージャーが言う。
私が仮想恋愛バラエティの仕事を始める少し前からマネージャーさんがついた。
私達は13人もいるから他にも数名居るけれど、前回の仕事からずっと私が動くときには付いてきてくれている！
スケジュール管理や諸々、送り迎えや段取りも、マネージャーさんがいるってこんなに助かるんだ！って実感しているw
頼りになる優しいオッパだ♪
A「あ、はい//ご挨拶に行かなきゃ！」
py「俺は、先に監督さんに挨拶してきたいから一人で行ける？」
A「え〜……オッパ〜(泣)」
py「ハハハw 泣きついてもダメw 行ってきて」
A「…はい//」
前言撤回。たまに厳しい…
A「ドンミンオッパ！//よろしくお願いします！」
ew「A〜♪よろしくお願いします♪
また会えたね」
あ…………眩しい//
クラクラする〜〜//
その笑顔…海に反射する太陽より眩しいです！
思わず目を細めるとオッパは「いい天気だよね〜」って自分のシャツの胸元に掛かっていたサングラスを私に掛けてくれた。
私の目…顔…首から上が溶け出すんじゃないかと言うほどに熱を持つ…//
A「オッパ！オッパのサングラスが
急いで外し突き返す！
ew「汚れる？」
A「私なんかが掛けちゃいけません！オッパのサングラスが……」
ew「……変なのw 」
そう言ってもう一度私の目元にサングラスを戻すオッパ。
ew「ほら、似合う♡」
……また…熱い//
ew「誰が使っても
それに、もし汚れたら拭けば良いじゃないw」
……優しい…
誰もが私みたいに、この美しい人の前じゃ自分を下げてしまうかも…
でもオッパは私が気にするようなこと何とも思ってなくて…いつだって変わらず分け隔てなく優しい人なんだ。
………好きだな…
なんて思ったのは…秘密。
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年5月1日 16時
