ヒョンはオンマ ページ5
ハルトside
き……来てしもた…。
勢い余って来てしもた。
来たからにはノックせなあかんけど…
ヒョンソギヒョンの部屋の前。
まっしーとヒョンの二人だけがひとり部屋。
つまり…この中でヒョンとAは二人きり…
何日も夜に同じベッドで寝とるんよな。
考えたくもないんやけど………
そんでも…ヒョン！おかしな事しとらんよね？
あんだけヒョンが大好きで、いつでもヒョンの膝に乗ってるような奴に…今更おかしな事もあったもんやないけど…
何度もドアの近くまで右手を振り上げてはみるものの……
如何せん、ノックするには…勇気が足らん(泣)
hs「あれ？ルト？何か用だった？」
ひぃぃ〜！！！
ヒョ…ヒョン！
hr「あ…あれ？ヒョン…部屋に……居なかったの？」
hs「うん、シャワー行ってた。どうした？」
ノックせんで良かった…今…中にはAだけか…
アブなっ…
hr「…………」
hs「………ルトや。俺に用？Aに用？」
hr「え…//あ…あ〜……別に…大した用じゃ…」
hs「ちょっと…話そうか」
hr「……はい。」
ダイニングへ行くと、隣のリビングでジョンウとジョンファンがゲームをしている。
hs「マンネや〜♪シャワー空いたぞ〜！順に入って来〜〜い！」
jw,sj「ネーー！」
二人はどっちが先に入るか先を争うようにリビングを出ていった。
ダイニングに向かい合わせに座る。
何でやろ…顔が上げられん…。
悪さしたのが見つかって…先生に怒られる前みたいに居心地悪い…
hs「ルト。」
hr「はい…」
hs「何か…俺に話しておきたいことある？」
話しておきたいこと…
自覚したばかりの俺の気持ちを話すにはまだ…覚悟が…
今は…まだ言われへんよ…。
hs「無いなら無いでいいんだよw」
hr「…………」
hs「Aの…」
ガタン！！
いったぁ！ビクンとなってテーブルの裏に膝ぶつけた…。
hs「ケンチャナ？ハルト脚長いからw」
hr「はい…あ、いえ…ごめんなさい」
hs「謝るようなことしてないだろ？(笑)」
謝るようなことしてない…俺の中では。
でもAの許可取ってしたわけやないから…イヤやったかも…
そう思ったら、また頭を上げられん…
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年5月1日 16時
