マシホさんの誕生日のおはなし ページ34
sj「ヤァー！ヌナなんでそんな顔？
ヒョンのプレゼント選ぶんでしょ？」
だって………
A「マシホさん…寂しそうだったもん…」
朝からいつもの倍速で仕事を終えて、無事に先程出かけてきたのだけれど…
部屋に戻る時の、マシホさんの寂しそうな顔を思い出してしまってテンションが下がる。
そんな私の両肩をモミモミとマッサージするように掴みながら、さっきからジョンファンが私をなだめていた。
sj「ヌナ、人はねぇ〜。
気持ちが低くなっているところに、嬉しいことがあった方が嬉しさが倍増するんだよ？！」
まさか、そのために聞こえるようにデートなんて言ったわけ？
そんなの！プレゼントあげるの一週間後なのに…
一週間も寂しいまんまじゃ…マシホさんしおれちゃうよ？
マシホさんはああ見えて、欲しがりさんで寂しんぼだよ。
そんな話をすると
sj「チキン！チキンにしなよ♪」
え？プレゼント？
sj「ヤァー！プレゼントがチキンとかセンスなさすぎるよ、ヌナ〜(泣)」
いや、ジョンファンが…(笑)
sj「今日のお土産！ヒョンにだけ特別なお土産♪」
お土産？チキン？ハテナマークを浮かべていると、ジョンファンが言う
sj「ヒョンの寂しそうな一週間の姿を想像したら……
むーっとしてる顔が超〜可愛いけど〜。でもやっぱりあまりに可哀想だからさ。
ついでに僕にも買ってね！チキン♡」
それでチキンをマシホさんにだけ買っていけと…。
ついでに自分にもご馳走しろと？
それより先にプレゼント探さない？(笑)
早く帰ってあげたいから！
そう言ってジョンファンのカバンを引っ張り、雑貨店に入る。
sj「着るものの方が、ヒョンは喜びそうだけど？」
それは分かるんだけど……
メンバーのみんなが洋服や靴をあげそうだもんな〜。
そんなことを思いながら店内を見て回る
どれどれ…
サングラスねぇ…マシホさんに着けて合わせてみたかったなぁ〜
ちょっと試しにジョンファンに…
sj「ヌナ、僕に合わせても意味ないでしょ(笑)」
A「一応よ、一応♪」
sj「似合う？♡」
……………
sj「ヤァーヌナ！」
www
おや？こっちはキーリングかぁ♪
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年2月12日 23時
