愛され家政婦の日常〜ヒトコマ編〜2 (ページ24)

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優しさと格好良さでできているページ24

hr『他は？』

急に言われてもそんなに色々出てこないな……

あ〜…全然大したことじゃないんだけど

ほら、ここってリビングの扉のノブの横に、上から下まで細い窓があるでしょ？
あれって、扉の向こうが少しだけ見えるように付いているのかなぁ？

そのドアの、ノブだけ触って出入りすれば良いんだけど…

ジョンウがね、開閉の時にノブだけじゃなくてその窓を触っちゃうのね。

これはマシホさんによく言われてるの(笑)

度々窓のガラスを触っちゃうから、指紋がベタベタ付いてしまうのよ。

ms「ジョンウ！また触った！」

って言いながら、毎回マシホさんがウエットティッシュで拭くのw

怒ってる風でも、ジョンウに拭かせるわけじゃなくて、も〜！とか言いながら自分で拭いてあげてるんだけどね(笑)

その回数を減らしてあげたくて、私も担当の日は掃除の時間とか、気がついたときに拭いてるんだけど…拭いたそばからジョンウは触っちゃうの。

もう、無意識なんだね(笑)

それでまたマシホさんにブーブー言われてるのよ。

hr『えー？ドアの窓？

そんなん気にしたことないわ、自分が触ってるかどうかも知らん…』

A『うん、そういうこともたくさんあるんだと思うの。』

ドアの窓の指紋をジョンウは気にならないけど、マシホさんは気になる…とか。

さっきのことも、私は自分の幼い頃からの習慣とかここでのみんなの習慣から、あれ？って思っちゃうけど、気にならない人もいて当たり前で。

だから、伝えるタイミングとか言い方とか、ハルトくんはすごいなって思う。

hr『ちっさい事でも、10回も20回もあったらストレスになるけん…デカくなる前に小出しにして行こな？』

A『でもみんな…そんなお小言みたいなの、イヤじゃないかな？』

hr『いつもみたいに、思うたことそのまま伝えて大丈夫や。

みんなAに嫌われたないねんから(笑)
絶対すぐに言うこと聞くわwww』

A『うん！ありがとう♪』

hr『もう、思うてることないん？』

A『ん〜……

ハルトくんはいつでも優しいね♡』

hr『え…//…そ、そうやろ！

俺って優しさと格好良さでできてるから(笑)

どうも、オレ、渡辺ハルトです♡』

思ったことを伝えてみたら、ハルトくんはそんなことを言ってふざけ出した(笑)

ありがとう、ハルトくん♪