個人レッスンと居残り ページ14
デビュー前の私達は日々レッスンに明け暮れている。
ひたすら歌いひたすら踊る。
ラップはもちろん、ボーカルレッスンも週3で受けている。
一人ずつ先生についてレッスンを受ける事はもちろんあるけど、自己練習の時にはイェダ厶と一緒にレッスンさせてもらう事も多い。
A「一緒にやってもいい？」
お願いするといつだって「良いよ！」って快諾してくれる。
A「A…イェダムの邪魔になってない？」
yd「なってない♪一緒にできて嬉しいよ♡
ヌナ独り占めできる時間この時くらいしかないんだからね？」
いつも私が気にしないようにって、そんな風に言ってくれるからその言葉に甘えてしまう。
イェダミみたく上手な人と一緒にすると実力が上がるんだよね！
私が難しいと思っている所でも、イェダミはいとも簡単に歌って見せる。
それを見ながら習得したり…実際イェダミに教えてもらう事もある。
その教え方がまた的確！言われた通りに歌ってみると自分でも驚くほど上手に歌えるようになるの。
さすがだよ！！
A「イェダミ、いつもありがとう♪
本当に神だよ！イェダミに教えてもらうようになってから、先生に褒められるんだよ♡」
そうお礼を言うといつも決まってこう言う。
yd「ヌナの実力でしょ♡
俺はヌナの引き出しの場所探しただけ。引き出し持ってるのも、それを開けてるのもヌナだよ♪」
ゴッドイェダミのゴッドたる所以がここにもある。
この優しさがイェダミの凄さを物語るよね。できる人だから言えるんだ。
ダンスは群舞の精度を上げつつ、私にしか出せない魅せ方を追求しているところだ。
全体での練習にはだいぶ無理なく付いていけるようになって来ている。私よりはアサヒの方がよくバテてるwww
そんな自分を見て、毎回自分で自分を褒めているのだ(笑)
オッパもダンスにはとても厳しいけど、上手にできたらたくさん褒めてくれる♪
hs「Aヤ、今日も良くやったよ〜！エライな〜♡
わしゃしゃしゃ♡」
そう言って私の頭をわしゃわしゃと撫で回しながら、ぎゅーっと抱きしめてくれるから更に頑張れちゃうんだよ♪
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 573人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tumetume | 作成日時：2022年2月12日 22時
