ユニバーサルな母心 ページ33
旧正月になり…
A『では、私一足先に日本へ発ちますのでみなさんもお気をつけて♪』
ms『俺らも4時間後には出るから。着いたら連絡してな?』
A『うん♪』
jw,sj「ヌナ…寂しい〜(泣)TV電話しようね!」
自分達も実家に帰って懐かしい人達と会うんだろうけど…そう言ってくれるマンネズとハグを交わして宿舎を出た。
日本に帰るのは久しぶりだ!実家に帰って母とゆっくり話したいし、父とも会いたい。
本当は母を旅行にでも連れて行ってあげたかったんだけど…5日間じゃ足りないよね。
でも専属家政婦とはいえ会社員だから…こればっかりは仕方ない。
飛行機に乗って羽田まで2時間半…
あっという間の短い距離だけど国が違うとどうして遠く感じるんだろう。
A『ただいま〜!!』
母『おかえり〜!!』
同じように挨拶を交わして抱き合う♡
変わらず元気そうだ♪
自室に荷物を置いてマシホさんに「無事に到着した」と連絡を入れてから、母と二人でご飯を作り、食べながらゆっくりとお喋りをする。
今の仕事に就くまで、マシホさんたちと知り合ったきっかけから今の状態までも…
母『そうだってねぇ〜ロッテワールド行ったらしいじゃない?楽しめた?』
A『??………何で知ってるの?』
母『はるくんから聞いたから♪』
A『はるくん?』
母『渡辺ハルトくん♡』
はっ?!あの電話の時そんな事まで話してたの?ていうか呼び方…仲良くなりすぎでしょう。
ハルトくんずっと二人で喋ってたもんな〜。初めましてでよくそんなに話せるよね。
A『まぁ、それなりには…楽しかったかな…。ちょっと色々あって忘れない…忘れちゃいけない思い出にはなったかな…』
母『………マシホくんとは会える?お母さん明後日が都合が良いんだけど聞いてみて♪一緒にお出かけしましょう?』
お出かけ?会う予定ないんだけど…どこ行くつもり?
母『ユニバ♡』
え?ユニバってあの?何話してるか聞き取れないあの、黄色いバナナ好きの子たちがいる?
色んな味のグミが売ってる魔法使いの街があったり、最近は赤と緑の兄弟やキノコやら亀やらの街が出来たりしたあの?
母『それ♪マシホくん家からも近いかな〜って、ね!聞いてみて♪』
A『分かった…聞いてみる…』
こうなると母は強引なんだよね。こちらはその勢いに圧倒されるの!この感覚も久し振りだwww
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作者名:tumetume | 作成日時:2022年1月9日 21時