デート ページ19
人混みを避け路地を曲がると木材を基調としたナチュラルな雰囲気のカフェを見つけて入る。
そこはとても小ぢんまりしたカフェでこれは穴場だね!なんて二人で話して店の奥の席につく。人もあまり居なくて隠れ家的だ♪
A『マシホさん♪いいお店です!』
ms『そうやね♡なのにめっちゃ空いてるね。』
マシホさんが口元に手を添えて小さな声で言うからその様子が可愛くて笑ってしまった。『何飲む?』って聞くから『温かいミルクティーにします』って答えたらマシホさんは店員さんを呼んで私の分まで注文をしてくれた。
やっぱり優しい。
ミルクティーが届くと『熱いから気を付けてよ〜』って声を掛けてくれる。
ms『もう用事は済んだの?』
A『はい、済みましたよ♪あとは帰ってオッパのネックレスを直します。』
ms『なら、帰ったら直すとこ見てる♪』
え?黙々と作業するだけだから、特に面白くないと思うけどw
A『見てて面白いものでもないですよ?』
ms『伝わらんね〜。まだ一緒にいたいよって言うてるのになぁw』
////なっ!だ、だから甘いんですってば、雰囲気が…
今も慣れず、マシホさんはこんな感じの人じゃ無いと思っています。
なので現実との差に戸惑う。
ms『良いの?ダメなの?』
A『……んー…ダメです!』
ms『え…ダメなの??絶対その答えは返ってこないと思ってたのに…なんで?』
あ…マシホさんはとても悲しそうな顔でショボンとしてしまった。そうじゃないのにw
A『ごめんなさい、言葉が足りなかったです。一緒にいたいけど見てるのはダメですwマシホさんは超の付くイケメンなのでダメです!』
ms『何やそれ//何で見たらあかんの?』
そう言うマシホさんが照れながらニコニコしていてやっぱり可愛い。
A『マシホさんたまに私のことじーっと見ることがありますよね?何かを話す前とか私の反応を待っている時とか…あれもすごく困ります//』
ms『え?なんで?見たら嫌やった…?』
A『いつもTREASUREのみんなに対して思うことなんですけどマシホさん知ってます?
イケメンに黙ってじーっと見られると圧があるんですよ。かっこいいから物凄い圧です!だからってニコニコして見られてたら物凄く恥ずかしいです。だから見ちゃダメなんです。超イケメンのマシホさんは絶対見ないでください!』
そう言うとマシホさんは少しニヤニヤしながらただじーっと私の顔を見る…
//だ、だから見ないでってば!
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作者名:tumetume | 作成日時:2022年1月9日 21時