愛され家政婦の日常〜アノトキ編〜 (ページ6)

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6マシホ(25~35) ページ6

仕事が早く終わったその日…Aの歓迎会をやろうって話になって…みんなでぞろぞろと俺達の宿舎に帰ってきた。

俺はもちろん料理担当で、Aの歓迎会だから本人にやってもらうのは違うからってジフニヒョンが手伝ってくれている。
退屈させてへんかな？って見ると、ジュンギュヒョンと楽しそうにダーツをしてる。

フフ…うまいやん♪ジュンギュヒョンが下手すぎるだけか…？
楽しそうで良かったって思うてたんやけど…途中で聞こえてきたヒョンの声

jk「A〜〜〜♡」

ジュンギュヒョンがAって呼んで抱きついとる…あの人…ナチュラルにああいうこと出来るから侮れんのよ。
俺だけが呼びたかったのに…
……そや！違う呼び方二人で決めるのもありやなぁ。そうしよ！そしたらAって呼ぶより特別やんな♪
後で俺の部屋来てもらうか…

じーっと見てたら目が合った。逸らすくせにまた見るから可愛い。もう一度目線が合ったタイミングで伝える

『ア・ト・デ………オ・レ・ノ・ヘ・ヤ』

声には出さず口の動きだけでそう告げた。
伝わった…っぽいなw フフッ…

その後Aの様子をチラチラ見ているとイェダミと何やら話してた。
また退屈させんくて良かったと思ってたのに、ホンマ危ない。俺の周り敵だらけや…
イェダミはAの手を取って何か言うてるし、Aは顔真っ赤にしとるし…。

危ないなあ…。

少しして見たらどこか行っておらんくて…しばらくしたらジョンウと仲良さ気に手引かれて戻ってくるし…ホンマに危ない。
後で違う呼び方決めるし…ちょっと牽制しとこかな…

ms『美味しい？

A、こっち見て言って？』

jw「A？！マシヒョン！ヌナのことAって呼んでるんですか？！」

フフフwww
さっきまではなぁ。もう呼ばへんよ、ジュンギュヒョン呼んどるから…
Aの中で俺はなるべく早く特別になってもらわなあかんから誰かと同じやあかんねん。

その後みんながAをどう呼ぶかって会議みたいになってたけど俺はヌナでええの。とりあえずは♪

みんな少しずつやけどAを意識してるのは確かで、それが恋愛なんか友達なんか姉や妹なんかは置いといて、意識は向いてるはずやから。
Aの意識を少しでも俺に向けてもらっとかなあかんね。

冷蔵庫に立つ彼女を追いかけてギリギリ近くまで寄る。何もしやんよ。ただ飲み物取りに来ただけやって。

意識向けさすには何だか分からんくらいが…丁度いい。