27ハルト(111〜114) ページ27
ヌナがYGに来る。ヒョンソギヒョンのパソコンを届ける為だ。するとジュンギュヒョンがついでにと楽譜を頼む、ジョンファンが教科書を頼む。
少しずつでも頑張ることにした俺はついでにと…ニット帽。
もっとましなもん無かったんかぁ〜?!俺。
休憩になってコーラでも買いに行こうかと廊下へ出るとイジュニヒョンと話すヌナを見つけた。
sn「今から僕休憩なんです。せっかくお会いできたので一緒にお茶でもいかがですか?」
は?隙きだらけやからナンパされとるやん!急がな!
sn「良かったら連絡先を交換……」
hr「ヌナ!遅かったね、迷った?」
急いで近付いて声をかけると安心したように俺を見てふふふって笑う。可愛い…
ヌナを自分に引き寄せてヒョンから遠ざけた。
そのまま肩を組んで歩く。きっとイジュニヒョンがまだ見てる…見せ付ければいい。ヒョンが簡単に声をかけられる相手じゃないよ。俺の好きな人だ。
スタジオに戻る前にヌナをロビーへと連れて行きソファに座る。戻ればすぐにみんながヌナを取り合うんやから。もう少し二人でいよう…
ヌナは俺が最近お気に入りの黒ニット帽を持ってきた。俺が最近よく使ってるの知っとってくれたみたい。
こんなちょっとしたことが…嬉しい。俺にも少しはチャンスあるんやないかって…思いたくなる。
ニヤける顔を誤魔化す様に帽子をかぶるとヌナが言う。
A『ハルトくんは帽子を被ってもイケメンだね!間違いないね♪』
だから…そういうこと何でもすぐに口にするの…照れたりしないん?
知らないほうが良いはずやのに確認したくなるのってどんな心理なんやろ…
他の人にも同じように言えるん?
hr『ヒョンソギヒョンに言える?』
言えると赤くなってヌナが言う。
ジュンギュヒョンは?イェダミヒョンは?
hr『なら……まっしーは?』
なんとなく分かってたけどまっしーだけは…違うんや。
スタジオに着くと案の定次から次へとヌナにくっ付いてくる。この内のどれだけがホントにライバルなんやろ。
ジョンファンは弟やと思うとったけど、後ろからヌナを抱き締めて離さんし。ヌナは可愛いとか柔らかいとか//まるで何でも知ってるように自分のモンみたいに扱う。
そんな時にアサヒは隙みてヌナにくっ付いてお腹触るし…やめてやマジで!お前だけは敵に回ると怖そうや。しれーっとした顔して全部掻っさらって行きそうやけん離れろ。
全く照れた様子のないヌナの姿が…唯一救いやった。
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作者名:tumetume | 作成日時:2021年12月19日 14時