愛され家政婦の日常〜アノトキ編〜 (ページ17)

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17マシホ(74,75) ページ17

ホンマに来た。
この子天然なんかな？騙されすぎやろwww

翌朝…
夢の中で騒がしいとは思うてた。誰かの話し声…まだ8割夢の中。

A『マシホさん。起きてください♪アラーム鳴ってましたよ。マシホさーん！』

肩をポンポンとたたかれてる…ような気がする…

ms『………ん〜〜〜…zzz』

A『いい子いい子』

…俺の頭を撫でる手…気持ちええから起きれるわけない。もうしばらくそうしとって〜…zzz
ここへ来て睡眠の質がぐーんとあがったみたいや。

A『起きれますか〜？マシホさ〜ん♪おはようございま〜す。』

こんなん…何回も起こすのあの人しかおらんやん。

ms『……ん………………ヒョン』

A『ヒョンじゃないです。Aです♪おはよーございます♪』

ms『え!!A？…………お、おはよ…ごじゃい…マス……』

え？なに？//なんで？！今まで起こしに来たこと一度もないやん。みんなんとこ起こしに行っとるくせに…俺のとこには一度も起こしに来たことなかったやん…。

ms『え？なんで？//A？』

A『ハムちゃん起こすために来ました♪
まだ布団の中に居ますか？見ていいですか？ハムちゃ〜んどこですかぁ〜??』

そう言うと布団を捲ろうとする。アホか、あかんやろぉぉ//

A『あ〜！そんなに乱暴にしたらハムちゃん潰れちゃいますよ！』

はぁ〜〜〜困った子やね。朝とはいえ男のベッドで何やってるん？
ホンマ…悲しくなるわ。俺が男やということは知らんのやろか。全く意識してないって突き付けられとるようで悲しい。

ms『まだヒョンに騙されてたん？ハムスター飼ってへんよ。俺がハムスター//』

メンバーを表す動物で俺がハムスターやってことも説明したけど…いまいち理解してなさそう。まぁ、それはええよ。
それより…まさか他のメンバーにもこんな風にベッドに座り込んで身体触って起こしとるわけや無いやろな。
…………こいつ。聞こえん振りしてるやろ。
はぁ～。そろそろ本気で鍵かけとかなあかんかなぁ〜。危ない危ない。

後ろからAを抱き締めながら言うてもまだ聞こえてへん振り。ギュッて後ろから鍵閉めてる風やろ？ドキドキしやん？顔赤なってんで。
それを羽交い絞めってなんやねんw強がってんの？

『明日からも毎日イイ子イイ子して起こしてくれるん？』てからかってんのに、可愛い顔して俺の顔をじっと見てるしw

天然なんか計算なんか…
どっちにしても結局俺の方が振り回されてるんよなぁ〜。