愛され家政婦の日常〜アノトキ編〜 (ページ14)

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14マシホ(65~68) ページ14

ある夕飯時…Aと俺達4人で夕食を共にしていた。
そんな中ペットの話になって、俺は実家で飼っているコテツの話をしていた。コテツに会いたいなぁって思ってたら突然Aがジフニヒョンのハムスターはどこにいるのか？と意味のわからないことを言い出す。
ヒョンもなんのこと？なんて言うてたけど…

話を聞くと、ヒョンが毎朝起こすとか寝坊やとか、アラームでも起きやんとか………それ…俺やん///
本人は俺らにメンバーを表す動物があることを知らんみたいで、本当にハムスターがいると思うとるようやけど。
ヒョンが起こしてあげてなんて言うし、Aも起こしたい！とかその気になって…ホンマに起こしに来る気やないよな…。

夕食後イルメンでゲームしようって話になって、俺の部屋に集まるからキッチンで飲み物を用意する。

ms『あれ？A。静かだから寝たのかと思ったw』

A『こんなに早く寝ません！私いつもうるさくないですよね？』

キッチンにAが来たから、からかったら少し怒った顔して付き合ってくれる。こんな会話ももっとたくさん楽に出来るようになったらええな。

俺が飲み物何本も持っとるから不思議やったのか、誰かいるのか聞くからイルメンでゲームするって伝えると……アサヒいるかって食いつく。
そんな声張らんでも。
居るって言うたら会いたいって…用があるんか、顔見たいだけなんか知らんけど、部屋に来たいって言うから…ええよっていつもの俺なら言うやろうけど『ダメ』って言うてもうた。

ダサいわ〜。こんなん…ダサすぎる。こういう自分嫌いや。自己嫌悪に陥りながら部屋に戻る。
そこにアサヒが来て言う

as『ごめん！ちょっと待って。今廊下でAに会えたから声かけて部屋で待ってもろてるから。
ちょっと渡したいもんあんねん。Aの部屋ちょっと寄りたいから先やっとって〜1回下戻るわ。』

早口でよう分からんかった。何？Aのとこ行くってこと？アサヒの言葉を反復してたらヨシくんが『2人っきりは…アカンやろ。』って言うから…あぁそうやな…ってぼんやり理解してAの元へ向かう。

ドアを開けたAは小さな顔によく似合うキレイなピアスを着けて…俺にさっきダメと言わせてしまって気が利かなかったと謝る。
そんなんやないのに…謝られてまた自己嫌悪に陥る。
会いたがってたアサヒに会わせる為に今からAを部屋に連れて行くから。

…当初の目的を自己嫌悪払拭の材料にすり替えた。