愛され家政婦の日常〜アノトキ編〜 (ページ24)

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24マシホ(96,97) ページ24

コンコンコン♪

A来たんかな？

ms「はい！」

jw「ヒョ〜ン♪ゲームしよう！」

なんやジョンウか。

ms「いや、今からヌナが掃除しに来るから無理」

jw「そのヌナが今俺の部屋掃除中で、ヒョンのところに行っておいでって言った！だから遊ぼう♡」

はぁ〜…何でそんなこと言うたん？A〜。
しゃぁない…遊んで待つか。

ガチャ

jw「大乱闘やろう♪」

ms「はいはいw」

ジョンウと遊び始めればいつものことでそれはそれで楽しんでる。しばらく遊びに夢中になっていると…

コンコンコン♪

A『マシホさん♪お掃除しに来ました♪』

ms『うーんど〜ぞ〜。』

やっと来たけど…待っとって〜まだ今良いとこやから…。今更急ぐこともないしね。
ソファに座って待つように伝えてゲームを続ける。

ゴソゴソとソファで音がしたからちょっと目を向けるとジョンウがAに足を巻き付けてくっ付いてる。なんやねんそれ…やめてくれ。それから聞こえてくるジョンウの声。

jw「ヌナ、やめて。いたい。」

jw「いたい、痛っ！」

何やっとるん…。

jw「ヤア〜ヌナ痛い〜何やったの？」

A「ジョンウや、ヌナのお陰で今日はぐっすり眠れるよ♪」

jw「なにそれ？さっき起きたばっかりだよwww」

………はぁ〜…もぉ限界。

ms「………はい、もう終わった。ジョンウや部屋戻って。部屋の掃除が終わってからまた後でね？」

jw「えー。ヌナといる♡」

ms「ダメ。」

冗談やめてや。これ以上は今は…無理。
早々にジョンウを追い出すとAがどこを掃除するかと訪ねる。いや…どこもしてもらう予定はないよ。気持ちを落ち着かせるためいつもより時間をかけてゲーム機を片付けた。
そしてAに向き合うように腰掛けて…どこまで…どう伝えようかと考える。
話し出さない俺を見てAが掃除しないならもう行くと言い出すから、ひと呼吸置いて話を始める。

ms『最近…マンネラインと仲いいね？』

そう聞くと一人っ子だから弟たちが可愛いって…弟たちって誰まで？ジョンファンだけ？ジョンウは？ハルトは？…ドヨン…イェダミは？…アサヒ…ジェヒョク…俺も？確認せな。

ms『あれから…何か……気がついたこととかあった？…ちゃんと答え探してる？なぞなぞ…。』

そう聞くとAは首を横に振る。見つからへんかったのか…探してへんのか…どっちにしてもまだ自分の気持ち分からへんのなら、俺の気持ちだけでも分かっててや…そしたら答え見つかるんやない？