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貴女side

__エマ……「出る。」だけじゃダメなんだぞ。__







レイと同時に、エマに言った一言。







『外』がどうなっているのかは、わからない。




でも___







貴『出荷される先がある。


゛農園゛ってモノがあること自体で予想はつくはずだ。







外に待つのは、゛『鬼の社会』゛だ。

人間の生きる場所なんて最悪どこにもないんだよ。』





エマ「(____あ。)」









そうだ。エマ、それが分かってないとダメなんだ。



脱獄したとしても、外は地獄そのもの……







まァ、こんな事1つで折れるモンじゃ、脱獄はムリだけどな……









レイ「不可能(ムリ)なんだよ。


連れて出りゃ全滅は見えてる。」









レイは、僕の言葉に続けるように、エマに話す。







エマ「(そうか__)」




ッ!__フッ、エマ。解ったようだなァ…








レイ「゛置いて行く゛。それが最善だ。」



エマ「やだ。」







フハッ。あ〜、即答したな。



てか、エマが答えた時にレイの頭に何か落ちた気がしたんだけどwww








エマ「無理でも、私は全員で逃げたい。


何とかしよう!」






うわァ、滅茶苦茶だなァ……(苦笑)









レイ「ハァ!!!?」






うん、その反応が普通だ。レイ。←









エマ「全滅はやだよ。

でも、置いて行くって選択肢はない。





コニーで終わりにしたいの。


もう誰も、あんな姿にしたくない。








ないならつくろうよ外に

人間の生きる場所。




変えようよ世界。」








人間の生きる場所を作る……



世界を…変える……?







エマ「2人のおかげで今わかった。


これは、そういう脱獄なんだ。」







レイ「なっ……


"そういう…脱獄"…?




(無茶な…!


理想論だ。)」








エマ「私は折れない。


決めたから。





___だから、レイとAが折れて。


ゴチャゴチャ言わずに力貸して!!」






エマのその言葉で、レイがキレた。






レイ「オイコラ、保護者(ノーマン)ちょっと来い。」







そう言って、レイはノーマンの胸ぐらを掴み連れて行った。









え、僕とエマは置いてけぼりかいな……





エマはと言うと、ジタバタと地面に転がりながら暴れている。←









まァいい。ノーマンはレイに任せよう。

・→←・



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氷柱(プロフ) - くっつけよお〜〜 早く くっついてくれよ〜〜〜 (2020年8月24日 15時) (レス) id: 1d07910180 (このIDを非表示/違反報告)
レイヤ - 最初の部分でもポテチ三袋欲しいと思ってしまったが、これ以上イチャイチャされるとポテチ何袋いるんだッ!(◎_◎;) (2020年3月29日 19時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)
月下誠(プロフ) - レイヤさん» くっ付くのはまだ先にするつもりですが、イチャイチャはさせます! (2020年3月29日 18時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
レイヤ - もどかしい、ものすごくもどかしい!早よくっつけ! (2020年3月29日 18時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月22日 13時

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