第2話・出口 ページ15
貴女side
「A‼行けッ、逃げろ‼」
「怖いよぉ〜(泣)」
「死にたく…ないよッ(泣)」
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「Aッ‼ッ⁉頼む…俺を置いて逝かないでくれ…」
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貴『ん…。あ、朝か?』
横を見ると其処にエマは居なく、ベッドの中心で寝ていた。
まだ冴えない頭を必死に回転させながら、昨日の事を思い出す。
あぁ、昨日エマが泣きそうになってたから一緒に寝たんだった。
それよりも、なんか変な夢を見ていた気がする。
長い長い夢を…
まぁ、今は起きないとな。
ノロノロと着替えいると、気付いた。
何で、誰も居ないんだ…?(汗)
恐る恐る、時計を見ると…
6時10分⁉
うわぁ‼10分寝坊した‼
バタバタと慌てて食堂へ向かう。
バンッ!とドアを開けると、皆んなが一斉に私のことを見る。
エマ「あー‼A〜やっと起きた〜‼」
ママ「今日は、お寝坊さんなのね。おはようA。」
貴『ご、ごめんなさい。エマ、もしかして僕のこと起こしたか?』
エマ「え、うん。でも、A全然起きなかったからそのままにしといたんだ‼」
うわぁ〜、マジか…
貴『ご、ごめんな‼』
エマ「いいよいいよ‼さッ、早く食べよう。」
エマに手を引かれ席に着く。
ご飯を食べている時に、エマとノーマンを気付かれないよう観察した。
2人共、表情が暗いな…
そんなんじゃ、気付かれちまうぞ?
まぁ、上手く隠せてる方だがな…
上から目線か…
その後のテストも、いつも通り4人でフルスコアを取った。
流石だな…
だが、あのママを出し抜くにはまだまだだな…
まぁ、それをサポートするのが僕の役目なんだが。笑
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氷柱(プロフ) - くっつけよお〜〜 早く くっついてくれよ〜〜〜 (2020年8月24日 15時) (レス) id: 1d07910180 (このIDを非表示/違反報告)
レイヤ - 最初の部分でもポテチ三袋欲しいと思ってしまったが、これ以上イチャイチャされるとポテチ何袋いるんだッ!(◎_◎;) (2020年3月29日 19時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)
月下誠(プロフ) - レイヤさん» くっ付くのはまだ先にするつもりですが、イチャイチャはさせます! (2020年3月29日 18時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
レイヤ - もどかしい、ものすごくもどかしい!早よくっつけ! (2020年3月29日 18時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月22日 13時