56話 ページ27
貴女side
キーンコーンカーンコーン
セメントス先生の現代文の授業が終わり、皆お昼ご飯の準備をし始める。
貴「焦凍、食堂行こ?」
轟「!行く。」
貴「(んん゛!!かっわぁぁぁぁ!!!)」
ねぇ待って、一緒にお昼ご飯食べるのはもう日課となってるのに、未だに犬のように尻尾(幻覚)振って、喜んでる君は天使かなにか?
え?私を殺す“個性”?可愛いすぎるんだけど。
轟「?」((コテン
貴「お腹いっぱい…//////」
轟「?早弁したのか?よく食うな。」
貴「あぁ〜、違うよ。独り言。行こっか。」
轟「あぁ。」
焦凍の可愛さに悶えつつも、堪えて教室を後にする。
お茶子ちゃんが、キャラ崩壊してたのは見なかったことにしよ。←
ガヤガヤ
相変わらず人が沢山居る食堂。
行列に並び、焦凍と私は蕎麦を注文した。
貴・轟「ズゾゾー」←(蕎麦食べてる。)
貴「ねぇ、焦凍。」
轟「何だ?」
貴「体育祭、私達はやっぱりNo.2ヒーローの子供だからって注目されるのかな…」
轟「!!」
そう言うと焦凍は黙ってしまう。
貴「ごめんね。変なこと聞いた。…忘れてi((「大丈夫だ。」…え?」
轟「Aの“個性”は派手で凄いし、上手く使えてる。…だから、ちゃんと実力で見てくれるだろ。お前は凄いんだから。」
貴「!!……そっかぁ、見てくれると良いねぇ。」
轟「あぁ、お互い頑張ろうぜ。」
“「お前は凄いんだから。」”
その言葉が私の中にあった、鉛の重りを少し軽くしてくれた気がする。
いつもいつも、No.2ヒーローの娘。とレッテルを貼られて、自分自身を見てくれない大人が多かった。
それが、少し嫌だった。
自分自身を見て欲しいのに、見てくれない。
___だからこそ、焦凍の言葉は嬉しかった。
貴「ありがとう、焦凍。」
轟「?おう。」
焦凍、まだ言うのは先になるかもしれない。いや、昔1度は言ったか。
やっぱり貴方は、私のヒーローだよ。
ありがとう。
おまけ
貴「焦凍、ブレザーに御汁とんでる。シミになるよ。」
轟「本当だ。」
貴「焦凍、頬にネギ付いてる。」
轟「?どこだ?」
貴「焦凍、美味しい?」
轟「ŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹”」((コクコク
美味しそうに蕎麦を食べてる焦凍に癒されたのは私だけの秘密。なんか、子供みたい。(笑)
貴「(今度、お蕎麦作ってみよ。)」
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月下誠(プロフ) - 李莉華さん» え、なんですかそれ。めちゃくちゃ良いじゃないですか!!!出すの遅くなってしまうかもしれませんが、使わせていただきます!! (2019年10月25日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
李莉華 - あ、星押させていただきました!(もちろん一番右の) (2019年10月25日 2時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
李莉華 - えっと、夢主ちゃんの個性なのですが小狐化、狐化等ができるのなら夢主ちゃんから小狐を1〜3体程度出すことができ、その小狐は意思を持ち夢主ちゃんを守り、自分の意思で行動できる。というのはどうでしょう?私なりに考えてみたのですが... (2019年10月25日 2時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
茶屋の餅(プロフ) - 頑張ってください!! (2019年10月8日 19時) (レス) id: 54cb780a80 (このIDを非表示/違反報告)
月下誠(プロフ) - 茶屋の餅さん» ご期待に応えられる様、頑張ります!! (2019年10月7日 20時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年10月2日 20時