第二十二話 ページ23
…眠い……
5時間程寝た後ベルモットに起こして貰ったが、非常に眠い。
…これが…三徹の威力…！！
じゃなくて。
起きたら隣のテーブルにはジンに頼んだシュークリームの箱が置いてあった。
なんだあいつ買ってきたのかよ。好き。
しかも6個入りじゃねぇか…好き。
くっそツンデレかコノヤロー、まぁ許してやろうじゃねぇかツンデレイケメン尊い…！
てかジンあの見た目で駅前のシュークリーム屋並んだのか…？
いやむしろジンのオカンであるウォッカに並ばせた可能性が高い。
後で確認してみよう。
取り敢えずベッド脇にいるベルモットに状況の確認をする。
｢ベルモットよ｣
｢何かしら｣
｢今は何時ぞ｣
｢…さっき5時間経ったって言った気がするわよ｣
｢すまぬ忘れておった｣
｢まぁいいけど…。その前にその喋り方やめなさい、ダサいわよ｣
｢ダサ…っ…ダサい………っ？！｣
ダサいとの言葉に若干ショックを受けながらベッドから起き上がる。
そういえば仕事の報告まだだったっけ。
｢この前頼まれてたハッキング、完了したよ｣
｢らしいわね。組織のパソコンにデータが届いていたわ｣
｢もーあの会社超面倒臭いセキュリティでねー、ほんと有り得ないわー無理無理｣
｢そうね、あのセキュリティを突破出来るのは貴方位のものよ。お疲れ様｣
｢あーそのちゃんとお疲れ様って言える心が好きだよベルモット愛してるー｣
｢…貴方、好きとか愛してるって言葉を乱用し過ぎよ｣
｢嘘、マジで？！いやいやどの好きも愛してるも真剣に…｣
｢好きなんて重さ1グラムも無いわよ｣
｢えー｣
｢気をつけなさい｣
｢でも好きなものは好きなんだよなぁ……あ、ベルモットも勿論大好きだよ｣
嫉妬しているのかと思いウィンクをしながらベルモットの顔を見上げると、彼女は溜息をつきながらこちらを見る。
若干顔が赤い気がする。
もしや照れてる？照れてるんだな？！(興奮)
ｱｰｯ美人の照れ顔美味しいですありがとうございます。むしろ土下座したい。感謝感謝。
｢全く…、本当に人たらしなんだから。早くジンの所に行って仕事の報告してきなさい。次の仕事も溜まってたはずよ｣
｢ﾋｴｯ…行ってきます…｣
その後ジンに会いに行き仕事の完了を伝えると、案の定次の仕事がどっさり来た。
やめろよ。寝させろよ。
私が過労で倒れたらどーすんだばーかばーか！！(急速な知能指数の低下)
…この仕事たちは公安でやろう。うん。
零くんにも来いって言われたし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こゆり(プロフ) - maoさん» ごめんなさい返してなかったことに今気づきました？！？！申し訳ない〜！！更新遅くなり本当に申し訳ありません、これからも頑張って更新させて頂きますのでよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年2月17日 21時) (
レス) id: 0181189958 (このIDを非表示/違反報告)
mao(プロフ) - そんないつも小説で楽しませてもらっているんですから当たり前のことですよ。惚れるなんて照れちゃいます！今日の分読ませてもらいました！すごくドキドキでここあとの展開が楽しみです！更新ファイトです!! (2018年5月30日 16時) (レス) id: 5697599ead (このIDを非表示/違反報告)
こゆり(プロフ) - maoさん» 労いのコメントありがとうございます！暖かいお言葉に私が惚れそうです、どうすれば...！？今日は三話更新出来ましたので楽しんで頂けると幸いです。 (2018年5月30日 16時) (レス) id: e436296e4e (このIDを非表示/違反報告)
mao(プロフ) - お疲れ様です!相変わらず面白くてついつい目が離せないです！続きが気になりますが自分のペースで更新していいですからね。次回作も楽しみに待ってます！ (2018年5月30日 8時) (レス) id: 5697599ead (このIDを非表示/違反報告)
こゆり(プロフ) - maoさん» コメントありがとうございます！私も凄いこの子のキャラクター好きで楽しく書かせて頂いてます！更新ゆっくりになってしまうかと思われますが気長にお待ちください…！ (2018年5月27日 22時) (レス) id: e436296e4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こゆり | 作成日時：2018年5月9日 1時
