５０魚 ページ35
『何飲もっかな〜』
「俺コ……赤炭酸」
『今のダメでしょ』
売店のおじさんにも協力してもらって今回の企画は成立している。
ウーロンかコーラかメロジューかカルピス…
うーん、どれも好きだから悩みどころだなぁ。
個人的ナンバーワンのオレジューはないし…
「俺その乳白色の飲み物ください」
『乳白色w』
「んはははは変な飲み物っぽいよね」
『じゃあ俺もその白濁ください』
「お前はもう戻ってろよ歩くR指定」
歩くR指定だぁ？！
上等だこの野郎。絶対この勝負勝って頭下げさせてやる。
俺はおとなしく一度戻り、ストローでコップをかき混ぜた。
ガジガジとストローを齧ればプラスチック特有の香りが鼻をつく。
そのままシルクをジィと見つめればなんだよ、と素っ気なく返された。
『俺のどこが歩くR指定なんだよこの野郎』
「そのままの意味だぞ」
『俺別に猥談とかしながら歩いてないんすけど〜？』
「風呂から出る時寝室まで全裸で来るやつが何言ってんの？」
『あれは！上がってすぐは暑いから！』
「ふぅ〜ん。俺がどんな気持ちで見てるかわかってる？」
肩に手を回すシルクの手つきがやけにいやらしく感じて、そのまま背中を伝い降りてくる手を振り払い離れた。
『馬鹿シルク…』
「あれー？アイスが涙目になってる！シルクにいじめられた？」
『うわーんモトキぃ〜』
その後の投球はグズグズで、折り返して8投目まで集中出来なかった。
そしてモトキのどんでん返しがあった後の結果発表。
「第1位！…アイスクライマー！153！」
『っしゃオラァ！！』
「第2位！…シルクロード！142！」
「うわ〜！大差じゃん！」
「やっぱ、プロテクターとマイボール持ちは強いね」
『…え？』
「お前バカだろ」
叩かれた回数は俺とンダホが4発差。
二人して脳天が禿げるかと思った。
『ンダホは禿げてるけどな』
「バレてないんだから言わないで！」
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ぐるり。(プロフ) - しみずさん» んわー！しみずさんありがとうございます！無意味なパート2ですが、今後ともよろしくお願い致します(ﾉﾟДﾟ)ﾉ↑↑↑ (2018年1月13日 9時) (
レス) id: d12cac2abb (このIDを非表示/違反報告)
しみず(プロフ) - わわわ、いつの間にパート２…！！続編おめでとうございます、これからもひっそりとファンで居させてください…！！無理のなさらない程度に更新ふぁいとです…！！ (2018年1月13日 3時) (レス) id: 516966c55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐるり。 | 作成日時：2018年1月12日 18時
