旅に出ます。 ページ21
『夏だ！』
「サマーだ！」
「サマージャンボだ！」
『うぇ〜い！』
ハイサイ！ただ今Fischer'sはンダホとモトキの提案で全員で旅行に来ています。
完全にプライベートなのでカメラはマサイの一眼だけ。
「は〜るばるきたぜ」
『沖縄ー！』
「それ北海道じゃない？」
「違うぞザカオ。函館だ」
飛行機を降りまず向かったのはレンタカー屋。
大きいタイプは既に出払っており、ンダホ組とペケ組に分かれて乗車することになった。
ンダホ組は俺、シルク、ダーマ。
ペケ組はマサイ、モトキ、ザカオ。
早速乗り込みまずは予約している体験施設に向かう。
『俺他人の車酔うから助手席でもいい？』
「おーもちもち。やばかったら袋あるから言えよ」
「窓開けとけば？」
「そだね、せっかく海岸線沿いだしあけとこ！」
タクシーですらやっとこ慣れてきたレベルで他人の車の香りがダメな俺。
新車とかも好きではない。なんかあの、無機質な香り？がダメなんだよなぁ〜…
「A、やばかったら言ってね？」
ンダホは後ろではしゃぐ二人を見て笑いながら俺にそう言った。
やっぱ、気遣いの出来る女子力のバケモンだな。
『さんきゅーンダホ。お前の運転なら大丈夫』
30分程車を走らせ、着いたのはサトウキビ刈りや黒糖作りができる施設。
これはモトキのリクエスト。
今回の旅は一人一人のリクエストを全部やってしまおう、という内容になっている。
ちなみに俺は水族館。
『ねぇ見て、SIRENの屍人』
「まってちょー似てる」
「ゲームモノマネはンダホとザカオに通じないから辞めろ！」
「おいお前ら鎌危ねーぞ」
「ねー！こっちサーターアンダギー出来たよー！」
『まじー？今行くー！』
「いや〜随分と刈り取ってくれて助かったよォ〜流石におばあと二人じゃしんどいからね…」
『大変ですねぇ…二人だけでこの広さは…』
あらかた刈り取ったサトウキビは目の前で絞られ甘い汁になった。
「おお〜これを煮詰めたら黒糖になんのか」
『シルク知らなかったの？んぐ…』
「おめー何食ってんだよ食らい魔！」
『ひゃひょうひひ』
「おひぇひょ〜」
「モトキもかよ！」
「小動物みたい…」
出来上がった黒糖とサーターアンダギーを貰い、次はシルクのリクエストであるシーサー作り。
車の中で食べたムーチー？というお餅のような食べ物がめちゃめちゃ美味しかった。
おばあありがとう。
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ぐるり。(プロフ) - しみずさん» んわー！しみずさんありがとうございます！無意味なパート2ですが、今後ともよろしくお願い致します(ﾉﾟДﾟ)ﾉ↑↑↑ (2018年1月13日 9時) (
レス) id: d12cac2abb (このIDを非表示/違反報告)
しみず(プロフ) - わわわ、いつの間にパート２…！！続編おめでとうございます、これからもひっそりとファンで居させてください…！！無理のなさらない程度に更新ふぁいとです…！！ (2018年1月13日 3時) (レス) id: 516966c55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐるり。 | 作成日時：2018年1月12日 18時
