ラブコール［小森隼］2

好きな人 ページ8

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亜嵐side

最近、隼とAちゃんの話をよく聞く


ハナ「A、隼くんと手繋いだらしくて」

亜嵐「マジ？Aちゃん顔赤くなってそ〜」


仕事の合間にも、隼からAちゃんの話を聞いたりする


隼「あいつ、この前ベランダで空見て泣いてたんすよ 笑」

亜嵐「えっなんで 笑」


車の中でもAちゃんから隼の話をさせる


A「隼くんがね、この前スマホゲームで負けてたの悔しそうな顔が可愛かったの」

亜嵐「そっかそっか」


こんなに仲良くてお似合いなのになんで付き合わないんだろう

隼に聞いても「んー」とか「なんでって言われても 笑」とかしか言わない

Aちゃんはずっと待ってんのにね


いつも口を開けばAちゃんの名前が出るのに 好きなんでしょ！って言っても「やめてくださいよ〜 笑」ってしか言わない隼



あいつ高校ん時からそうだったもんな


そんな風に思っているとマネージャーさんが運転している車が隼とAちゃんのマンションに到着した

今日は遅めでお昼から

だからAちゃんはいない


隼「うっす」

亜嵐「んー」


車を走らせて少しすると涼太のマンションに着いた

涼太「あれ？今日Aちゃんいないんだ」

隼「今日お昼からっすからねー流石に遅すぎるんで電車で行くって言ってました」


ちゃんとAちゃんのことを知っている隼

涼太「なんかAちゃんいないと静かだなー 笑」

隼「ですよねあいつうるさくて邪魔なだけなんで 笑」

それからずっとAちゃんのことを話していた隼


隼「そうなんすよ 笑 あ、そういえば今日その焼肉屋にAと行こうと思ってて」

亜嵐「マジ？あそこ予約が沢山ですごいじゃん」

隼「1ヶ月待ちでした」

涼太「Aちゃんよく1ヶ月待ったね」



涼太がそういうと、困りながら笑う隼


隼「いや言ったの今朝で 笑サプライズ的な」

亜嵐「マジ？笑 Aちゃん予定無くて良かったね」

隼「あいつ残業しか予定ないんでどうにかなると思って 笑 ま、これるらしいんで今日は楽しもうと 笑」

そう言った後最近買ったのか見たことないネックレスを触って窓を見た隼


ああ きっとAちゃんと買ったのか、お揃いかなんかなんだなあ


それから車を降りて気合を入れながらジムに行った



普段プライベートでは仕事の時よりも口数が少ない隼だけどこの日は撮影が入ってるのか？！と思うくらいよく話す隼だった




ふは、そういうことか

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