ラブコール［小森隼］2 (ページ39)

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おはしページ39

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A「すぎょい」

隼くんが予約してくれたらしいお店はお洒落で綺麗なビルの二階にあった

ザ京都って感じの街並みや雰囲気がすごくすごく素敵で...。

緊張しながらドアを開け、
中に入り個室に案内された

この前も隼くんと凄いお店に来たなあなんて思い出してると隼くんにデコピンされた

隼「ニヤニヤすんなよ」

A「ごめんね好き」

お喋りしてるともう頼んであったのかランチ御膳が２つ運ばれてきた

A「しんどい泣きそう、隼くんって良い人」

写真撮りたい！インスタ映え！って思ったけどいつも隼くんに「インスタしてないでしょ」って怒られるから、瞬きをシャッターがわりにして沢山瞬きをした

隼「写真撮らんの」

A「撮ったよ」

美味しそうなお料理にばかり目を向けていたけどふと、まわりを見渡すと窓が大きなガラスで少しだけどまわりをぐるーっと見渡せた

A「隼くん隼くん、ここさっき歩いてきた所だね」

隼「あそこの角でA、つまづいたよね」

A「私足遅いの知ってるくせに早歩きするからだよ！...もう隼くんの天ぷらたべてやる」

そう言い隼くんの天ぷらに箸をつけて食べてやった

もう一つ食べてやろうと、天ぷらを掴んで
一回隼くんの口元に近づけた

A「あ、」

隼くんが私の天ぷらを食べちゃった。それも私の箸で

A「おバカ！もう、ちょ」

隼「Aが近づけてきたんじゃん笑」

A「近づけてからの私が食べるってのをしたかったのに～！...もうこの箸で食べたらさ...ね？」

隼「ピュアじゃん笑」

笑いながらご飯を食べる隼くん。パニクって全く食べれない私

ええい、何もなかったように普通にたべてやる

隼「あ、たべた笑」

A「キモいって言われるから言わないけど、すごく心臓バクバク」

隼「キモい」

1時間後お会計を隼くんが済ませてくれて、また手を繋いで歩いた

A「申し訳なさ」

隼「手繋いでくれるだけで良いって言ってんじゃんうるせーな」

A「本当？ならずーーっと繋ぐんだけどさ」

さりげなくドキドキさせる事言っちゃう隼くん

あとで隼くんの誕生日に何かあげよう...

A「次はどこに行くんですか？」

隼「次はー、まあついてきて？」

A「隼くんとならどこでも楽しいと思う！」

隼「そ？良かった」

そう言い、ワクワクしながら隼くんの手を強く握った