ラブコール［小森隼］2 (ページ32)

今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:66,642 hit

嫉妬ページ32

・

隼「は？なんで玲於が？」

仕事終わり、いつものようにお迎えに来てくれた隼くん

お昼の電話のことを伝えるとちょっとキレられた

A「隼のことでって言われたんだけど、なんかやらかしたの？私隼くんのママみたい！隼くんの生後3ヶ月！」

隼「生後3ヶ月怒られるようなことできないでしょ」

そう言いながら私のお気に入りのバッグを引っ張って急ぎ足するの。壊れる

A「何も競ってないけどマイナス100点」

隼くんのこと玲於くんからたくさん聞けるだろうし、相談にものってくれるだろうし私は玲於くんに会いたいけどなあ

なんでキレるの？可愛いなあ

A「そういうのね嫉妬ってやつだよ隼くん」

お前がいうなってツッコミをまっていたのに帰ってきた言葉は
隼「そうかもしんねー」

A「素直すぎて怖いけど急ぎ足疲れるから止まろ」

何故かマンションとは逆方向で、タクシーを使って中目黒に向かっていた

そして、ついたところは

A「あめーじんぐ...こーひー」

そういえば隼くんここの話ししてた

美味しいんだよ！って

コーヒーの種類なんてわからないし、知識なんて全くない私にペラペラ頼んでもないのにコーヒーについて熱く語ってくれる隼くん

そして、気づいたらコーヒーを買ってくれてて、お礼を言って隼くんが頼んでくれたコーヒーを一口

A「隼くんが好きそうな味だから、私も好き！」

隼「じゃあ美味しいって思ったらお前も美味しいって思うの？」

A「もちろん！」

あったかいカップを手に、お店を出てまた2人で歩いた

隼「あー、玲於何話すんやろ笑あいつペラペラ喋るから怖いわ」

A「隼ってばこないだ、うんぬんかんぬんって話しそう！可愛い！」

けど前の亜嵐くんみたく付き合いなって話だと思うけどね

隼「さっきのだけどさ？もし俺がAのこと好きって思ってたらAも好きって思う？」

口をウの形にして私のこと見てくるの反則反則可愛い

A「だって私隼くんのこと大好きだもん当たり前だよ」

言って数秒後急に恥ずかしくなって目をそらす

なんか真剣な顔して聞いてくるから真剣な顔して言っちゃった

隼「じゃあもしい、俺が好きって言ったら？」

A「好きだから私も好きですって返すよ」

ふーんって言いながらコーヒーを飲む隼くん

それに続いて私もコーヒーを飲む

隼「じゃーもし、付き合ってくださいって言ったら？」