ラブコール［小森隼］2 (ページ4)

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メシページ4

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♩～～

朝早く、アラームの音じゃない音が携帯からなった

電源をつけると［隼くん］の文字

A「もしもし...」

隼「え？A？声」

....もう、寝起きの声聞いて笑うんだ

A「Aじゃないよこの声...ハナちゃんだから」

隼「俺その声好きだけどハナちゃんだったのかー」

あーあーハナちゃんかーって独り言ブツブツ言う隼くん

A「まってAですA！隼くんのことが大好きな！」

そういうとクックックッて笑うのヤーーな感じで。

隼「あんさー、今日ジム終わった後メシ行かね？」

行かないんならいいけどーってまたブツブツ独り言を言う隼くん私が行く！っていうの知ってるくせにもう

隼「どうすんすかー」

A「モチロン行かせてください」

隼「クックックだと思った」

隼「んーじゃ 7時にさAんとこ行くからドア開けろよー」

A「わかった楽しみだなあ」

ん、じゃあなって隼くんから電話を切った

どこに連れて行ってくれるのかなあハナちゃんに後で沢山自慢しなくちゃ

隼くん今終わったよー

6時半、隼くんからのメッセージが届いた

Aお疲れ様準備するね

送信して、ゆっくり準備を始めた

ピンポーン

A「はいはい、隼くんかなあ」

ドアを開けるとスマホを弄りながら立っている隼くん

隼「さみー」

A「寒かったよねごめんねカイロあげる」

ちょうど、私も寒くてカイロをニギニギしててあったまってきたカイロを渡した

隼「あー...手あったまるわあ」

A「まってまって、バッグ持ってくる」

そう言い、隼くんにまた少しだけ待ってもらってバッグをリビングから持ってきた

隼「腹減ったーほら、行くぞ」

そう言いながら、後ろを歩く私の右手を掴んで無理矢理隼くんのポッケに手を突っ込まれる

A「うわゃ、あったかい」

隼「Aからもらったカイロ入ってんからね」

ポケットの中では隼くんに手を握られていて...もうパニック
いつもなら寒い寒いって思うのに今は寒さなんて全く感じなくて...不思議

隼くんを見るとスマホをずーっと見ながらブツブツまた何か言ってるの

ちょっとスマホを見てみようかな

隼「はいプライバシーでーす」

そう言いながらスマホをポケットにしまうの

A「ねえなに見てたの」

隼「内緒内緒」

そう言いながら私の手をもっと強く握ってくる隼くん

ちょっと痛いけどそれもまた幸せ