ラブコール［小森隼］2 (ページ29)

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朝からページ29

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今日は朝からとっても寒くて、目覚ましより先に起きてしまった

鼻を触ると冷たくて布団に潜った

スマホを手に取り電源をつけると、5時6分

寒くて寝れないから、もう起きちゃえ

ココアにマシュマロをトッピングして一口。

美味しくできた

少ない友達からのラインがきてるかどうかアプリを起動。

隼『寒くね？寝れない』

5時に隼くんから送られてきたライン

A「同じでびっくり。起きてココア飲んでました」

送信すると一瞬で既読可愛いなあ

隼『起きたのかよw もっかい寝る』

なーんでこんなに可愛いのかなあ？溜息でる

A「じゃあ、七時になったら電話するね。」

送信すると、手を振ってるウサギのスタンプ

何もかもが可愛いなあすること全て可愛い

スマホの電源を切り、テレビをつける

テレビをつけてもニュースだよねえ。

なーんにもすることがない

いつもは隼くんを起こす30分前に起きてギリギリで準備してるから、あと2時間って。

...わたしも寝ようかな

ココアを飲んでベッドに入る

カーテンの向こうはまだ暗くてちょっと寂しい気分。

だけどよーく見てみると車や人が沢山。

最近、寒いからベランダに出ていなかったけど扉を開け、外に出た

隼「お前も来たの」

左をみるとパジャマ姿でマグカップを持ってる隼くん

A「いるならいますよって教えてよちょ、」

私なんて軽いパーカーにジャージ。ふざけてる

それにスッピン終わった

隼「飲む？俺が作ったやつ」

そういいマグカップを渡してくれた

結局、寝ないでコーヒー作ってたんだふふ

A「美味しい幸せ、ココアより苦いはずなのにすっごく美味しく感じる」

A「マジックだね」

隼「マジックだよ」

マグカップを返して隼くんを眺める

起きたばっかりだからか、目がとろーんってしてて酷い寝癖付き。声も少し低いの。

隼「見んなよ」

A「寒くないの？」

隼「寒いけどなんかいいじゃん」

隼くんと話してるうちに車が多くなってきて空も明るくなってきてた

隼くんと一旦お別れして毎日恒例、テレビの占いを見た

『1位は...座！ラッキーアイテムはクマのキーホルダー』

クマのキーホルダーはないけど、一位だって。嬉しい今日はルンルン気分でいれる

今日は隼くんに電話をしないでそのまま向かおう

テレビを消して玄関のドアを閉めた