ラブコール［小森隼］2 (ページ26)

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好きなところページ26

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隼「抱きついてきたAちゃんさあ、なに？もう抱きついて来ないの？」

A「酔ってんの？いやでもお酒臭くない」

隼「あれから朝めっちゃみんなに色々言われたんだけど」

そう言いながら私のマフラーを巻き直してくれた

A「えだってもうしょうがないよね、私も無意識みたいな...いやでもしたくてしたかも...好きってこういうことだと思う」

ここの場所、夜景が綺麗...

ずっと前、確かハナちゃんと亜嵐くんが初めて会った日もこうして隼くんと2人で空を見上げてたなあ

いつか、私も亜嵐くんとハナちゃんみたく付き合えますようにって思いながら。

隼「はあ、前もここの場所2人で通ったよな笑」

A「一緒のこと考えてる、ふふふ」

隼くんと同じこと考えてるって嬉しい、

隼「じゃあさ、今なに考えてる？」

...隼くんと付き合えたらなあ

って思ってたよ

横を歩いている隼くんの顔を見ると眉毛をハの字にしながら私をみて
目が合うとニコって笑うの

隼くんが好き

隼くんだけがやっぱり好き

ずっとずーっと好きだと思う。

その、眉毛をハの字にして笑うとこや

口をウーってしながら考え事してるときの顔とか

笑うとき、口を大きく開けて手を叩いて笑ってる時だって

カッコつけてる時とか真剣な顔だって

どんな隼くんも大好き

隼「ねえはーやーくー笑」

A「キモオタの独り言だよでも話してない喋らないバージョン独り言だよ」

隼「なんかさー...あー、なんでもね」

A「意味わかんないとこも好き」

でも、なんかこの関係でもいい気がしてきた...いや待て嫌だ

私たちはいつもの帰り道を通らないで遠回りをしながらゆっくりゆっくり手を繋ぎながら歩いた

いろんな話をしながら

隼「...だからそん時俺こいつほんと頭おかしんだなって笑」

A「なにそれ笑」

A「...でね、その時怒られるかと思ったんだけど褒められたの！」

隼「スゲー笑」

隼くんといるとずっと笑ってられる

隼「はあー笑った。」

A「わーん、隼くん本当好きだよ、もう、幸せすぎて怖いよ」

隼「それ前も聞いた俺もAと一緒にいれて幸せだし？」

A「やだ、好きだよ大好き、大好きすぎて、もう、好きです私が好きなのは隼くんだけだから、...」

隼「うん、知ってる俺もだから。俺も、大好き」

必死に、頑張って隼くんに気持ちを伝えてるのに、告白してるつもりなのに、

ねえ、隼くん