ラブコール［小森隼］2 (ページ16)

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びっくりページ16

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ハナ「じゃあ、A頑張ってね？」

A「わかったよ頑張るよ！」

お昼の時間も過ぎてハナちゃんは外出の時間

..私もパパッと終わらせちゃって早く帰ろう

ハナちゃんとバイバイしてからパソコンに向かう

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A「お疲れ様でした」

なんとか、定時に終わった

本当はもっと早く終わってるはずだったけど...睡魔が襲ってきちゃったからしょうがない

会社の外を出ると暗いもう本格的に冬じゃん

周りの木はピカピカ光っていたりクリスマスを感じさせる音楽が流れている

今年もクリスマスはお家でレンタルDVD借りようかな..悲しい

ハナちゃんは亜嵐くんと過ごすのかなあでも忙しいのかなあいいなあ...

A「隼くんのバカ今だけ大っ嫌い」

誰にも聞こえないくらいの小さな声で呟いた

A「あっ、すみません」

A「あ、」

隼「なに大っ嫌いて」

誰かにぶつかられて、後ろを振り向くと今は大っ嫌いな隼くんがいた

A「まって今日何時に終わったの？しかもなんでここにいるの？」

隼「3時、4時かなハナちゃんに行ってあげてって言われちゃって笑」

まさか、電話で？あの時？

A「隼くん、疲れてるよね？大丈夫？」

隼「Aの声聞いたし大丈夫って言いたいけど大っ嫌いって言われたから具合悪い」

そう言いながら目をつぶって苦しそうな顔するの

思わず笑っちゃった

A「やだやだ、ごめんね私隼くんの事大好きだよ」

隼「俺も俺も」

A「そういうところ嫌いだけど大好き...」

隼「え？信じてない？」

そう言いながら隼くんの冷たい手で私のほっぺをつねってくる

A「...じみにいひゃいしつめひゃい！」

隼「なんだって？笑」

...私ばっかりドキドキしちゃって、隼くんの事もドキドキさせたい

コートの長い袖から手を出して隼くんのほっぺたを少しつねったり、人差し指でプニプニさせたり
私なりの、隼くんへのドキドキ大作戦...

これが精一杯

隼「え？笑なにこれ笑」

2人で、道に立ち止まって相手のほっぺたをつねったりしてるの

人通りの少ない道でよかったふふふ

A「なんか、隼くんの手冷たいから私のほっぺたまで冷たくなったよ」

隼「じゃ、離す？」

私まだなにも言ってないのに手を離してさきに歩いて行っちゃったあーあ嫌い

もっと隼くんの近くにいたいのに悲しいなあ

A「嫌いかなあ」

隼「なんて？」

A「好き」

隼「俺もだなあ」