ラブコール［小森隼］2 (ページ13)

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離れたくないページ13

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涼太「Aちゃん今日静かだね」

A「そんなことないよなんか景色見てた」

ずっと手を握られている状態でもう、ギブ
アップ

隼「Aこっち見ろよ」

そう言いながら私にくっついてくる

...ねえ本当どうしよう見たい見たい！見たいけどむりむり、

亜嵐「おれらいないと思って2人だけだとおもって！笑」

もう、顔が真っ赤っかで耳も真っ赤っかで、すっごくすっごく恥ずかしいけど.....チラッて隼くんの方を見ると

A「...ん」

ほっぺを片手でつままれた

隼「めっちゃぷにぷに」

A「離してよ隼くん嫌い」

隼「そ？俺は好きだけど」

もう、今日の隼くんどうしたの？

A「すごくヤバい」

亜嵐「語彙力なくなっちゃったAちゃん」

いつもと違って余計好きなんだけど、ギャップ..

A「うわあ、好き...」

会社に着くのがすごく嫌ずっと隼くんとこうしてたい

ああ、この角を曲がれば、もう会社

ずっと繋いでいた手ももうすぐ離さなきゃいけない

隼「手」

A「離さなきゃいけないの、寂しい」

玲於「ハナちゃんに会えるんだから、ね？」

亜嵐「保育園でお母さんから離れたくない子みたい」

涼太「ほら隼もそんな悲しい顔しない笑」

前は恥ずかしくてやっと離れれる、だけど悲しいって少し恥ずかしさがあったけど
今じゃ恥ずかしさなんてあまり無くなって幸せといつか離さなきゃいけない悲しさしかない

車が到着してもまだ離れたくなくて、本当どうしたんだろう、私たち

隼「ああ、ほら土日どっちか出かけよう」

A「うん、隼くん..」

亜嵐「このこともハナに伝えてあげるから」

あまり車から出ない私に痺れを切らしたのか、マネージャーさんがドアを開けてくれてバイバイをして会社に向かった

後ろを見ると隼くんと亜嵐くんが手振ってる

2人ともかわいくって私も手を振った

会社の自動ドアを抜けてエレベーターに向かう途中ハナちゃんがきた

ハナ「亜嵐から面白い話聞いたから来ちゃった」

そう言いながら亜嵐くんとハナちゃんのラインのトークラインを見せられた

ハナ「とりあえず時間も時間だから歩こう」

そう言われて歩きながら車でのことを細かく細かく話した

A「私、隼くんのこと好きすぎて若干引いてる」

ハナ「隼くんもなんとなくってか絶対好きだと思うなぁ」

亜嵐くんに言われたことまんま同じこと言われちゃった

信じていいかなあ