ラブコール［小森隼］2 (ページ12)

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ずるいページ12

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隼「おはよ」

A「おはよう」

...なんか亜嵐くんにあんなこと言われちゃったからどうしていいのかわからない

隼「どした？」

あれから、コハルちゃんとは何もなくなって。マンション内で会ったら挨拶をする程度になってしまった。

朝、車で事務所まで行くのもコハルちゃんだけ違う車で移動お父様がお偉いさんだからそれが普通なのかな ...わかんないや

隼くん朝どうしてるんだろう自分で起きてるのかな

もう一回、隼くんに朝「おはよう」の電話をしたい、好きな人の声を聞いて癒されたい

A「はあ」

隼「もうそろそろ車くるってよ。」

(名前」「隼くん、朝誰に起こしてもらってるの？」

隼「スマホのアラーム」

ムスっとした顔して答えてくれた

A「そっかあ」

靴を履いて隼くんちを出る

私が電話してあげたい会社まで車で行ってできる限り隼くんといたい

隼「やっぱさ、」

私の一歩前を歩いてた隼くんが足を止めて後ろを振り向いた

隼「コハルちゃんが起こしてくれるのもスマホのアラームでも起きれるんだけどAが電話で起こしてくれて、...そのあと俺んちに来て一緒に車を待つのがいい」

A「私も」

隼「...でも俺緊張してるかも」

？？？

A「久しぶりだから？」

そういうと平然とした顔して私の手を握りエレベーターまで歩く

私も隼くんと同じペースで歩く

隼「久しぶりだし...なんか、ね？笑」

何か言いたそうな顔

その顔が可愛くって可愛くってため息が出ちゃう

隼くんが好き。隼くんだけが好き。隼くんがいれば幸せなの

今すぐ「好き」って伝えたい

A「隼くん、」

隼「知ってる知ってる」

何も言ってないのに、そう言いながら手を握ってない右手で私の頭を撫でてくる

エレベーターが開き駐車場に歩いて行くと車が到着していた

亜嵐「おはようAちゃん」

A「おはよう！」

龍友「隼なに手繋いでんねん」

亜嵐「うわっ！隼大胆！」

A「やだねえ、隼くん恥ずかしい離そう...ねえ痛い」

離そうとすると強く握ってきて離そうとしない隼くん

隼「あ、今日亜嵐くんの隣俺なんで笑」

そう言いながらいつもは私が亜嵐くんの隣に座って隼くんがその隣に座るっていう感じだったのに今日は亜嵐くん隼くん私の順

わけがわからなくて頭が混乱

亜嵐「よかったねAちゃん」

もう、死んでもいい