ラブコール ［小森隼］

2回目 ページ44

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ほんっと隼くんって嫌

なんでそんなことしか言えないの？って少しキレると私のマフラーを奪う隼くん

A「生後22ヶ月本当困る」


龍友「うあ、もう行かなあかんって。隼はAちゃんにマフラー」

そう言いながら私に手を振ってくれた龍友くんと亜嵐くん

寂しいけどバイバイをした

隼「ちょ、こっち向いて」

そう言いながらマフラーを不恰好だけど巻いてくれる隼くん

A「嬉しいこのまま会社いきます」

隼「電話の時までそのマフラーでいたら模範解答」



そう言いながらバイバイしてくれて、もう、行っちゃうのか。って思ったら


隼「A！」



私の名前を呼んで、またぎゅーってしてくれた


いきなりのことで脳が追いつかない

でも、少しウルウルきちゃって

A「涙でる涙でる...」


こんなに厚着してるのに心臓の音が聞こえそう、

何秒かして、隼くんから離れ車に乗った

隼「じゃーな」

そう言いながら、車のドアを閉めた隼くん


車が動き、だんだん見えなくなって行った




まだ、隼くんからギュってされた感覚がある

すっごく嬉しい....

ありがとう隼くん、私頑張る....


涙が出ないようにできるだけ上を見ながら部屋に戻り、テレビをつけるともう7時


今日は少し早めに出勤しよう

そう思い、支度しマフラーはそのままでまた外に出た

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