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もしかして ページ12




A「もしもし、隼くんおはよう」

隼「.....ん」


相変わらず寝起きが可愛い隼くん


A「じゃあ今から行くね」

毎日毎日こうやって隼くんに会える私って幸せ者だなあ

そう思いながら隼くんのドアを開ける


A「隼くんの匂いだあ」


ふふふ、ハナちゃんに言うと変態って言われるの。





寝室を開けるとスースー寝てる隼くん




近づいて見ると手になにかを握りしめていて


A「ずっと持っていたのかな」




起きてる時なら絶対見せてくれなさそうだから今だけ起きないでね隼くん


軽く掴んでいたその紙。


開いて見ると









『今日はありがとう また今度♩』




その字は紛れもなく女性の字で。


その下には連絡先が書いていて





隼くんに、誰?って聞きたかったけど内緒で見てたから言えなくて



隼くんが目を開ける前に隼くんの手に返して、何事もなかったかのように隼くんを起こす


A「....隼くん起きて」









目を擦る隼くん

A「...あ、隼くん手になに持ってるの?」




そういうと少しアタフタして

隼「あ、なんでもないよAには関係ないし」




.....関係ない


A「...そうだよね隼くんの彼女じゃあるまいし!」





そういうとその紙を見て微笑む隼くん









胸が痛い


隼くんだってそりゃ彼女できるよね


私が彼女になれるなんて思ってたのがすごく恥ずかしい





視界がじんわりボヤけてきて



....このままじゃ涙がでちゃう

A「あ!もうこんな時間だよ私先行くねバイバイ」



隼くんの前では絶対泣きたくなくて




部屋を出た瞬間、涙が溢れてくる


バカだな、私




.....あ、隼くん、彼女いるのに毎日私が起こしにいってもいいのかな....



もしかしたら隼くんずっと迷惑がってたかも



そう思うと余計涙が出てきて


化粧は落ちて

涙を拭いてた服の裾はだんだんと滲んできて


止まれ止まれって思っても涙は止まらなくて



マンションの通路を通る人からの目が痛くて


隼くんに聞こえないように自分の部屋に入る




失恋ってこんなに悲しくて胸が苦しくなるんだ
って気持ちと同時に


隼くんの彼女はどんなに綺麗な人なのか見てみたくて


...やめた、見たら絶対に死にたくなるし.....


はあ、冷凍庫から保冷剤を取り出し目に当てる


...冷たい


腫れをとって会社に行かなきゃなんない

急いで冷やさなきゃ...









憂鬱

ため息→←また



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設定タグ:GENERATIONS , 小森隼   
作品ジャンル:恋愛
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ぷこ(プロフ) - はやはやさん» そう言っていただけて嬉しいです(´>_<`)!! (2017年11月28日 20時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)
ぷこ(プロフ) - 葡萄さん» 葡萄さんありがとうございます( ; _ ; ) (2017年11月28日 20時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)
はやはや - ぷこさんの書く隼くんヤバいです(*´-`)癒しをありがとうございます。 (2017年11月25日 10時) (レス) id: 44e7a08e4b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄(プロフ) - 隼君!!最高です!!更新待ってます! (2017年11月24日 19時) (レス) id: b8c3fa6a54 (このIDを非表示/違反報告)
ぷこ(プロフ) - はやはやさん» はやはやさんありがとうございます(T_T) (2017年11月21日 23時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷこ | 作成日時:2017年9月23日 12時

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