ラブコール ［小森隼］

白濱亜嵐 ページ8

隼side


・

Aとメシ食って会社まで送って行って、


速攻ファンにバレないようにマスクをする。


亜嵐「はやとー」


後ろの方から声が聞こえて振り返ると

隼「亜嵐くん」


どうやら、Aの会社まで送って行ってるのを見たらしくて


亜嵐「なにずっと腕掴んでたのAちゃん、メッチャ顔赤くなってたよ笑」


隼「誰もいないと思って掴んでたんすけどバレちゃったかー」









事務所まで歩いていこって話して、



事務所までの話題は

ダンスのことだったり、

昨日飲みにいった店の話だったり

Aのことだったり





亜嵐「そういえばさ隼ってAちゃんとラインしてるよね？」



隼「してますよ」


嫌な予感

亜嵐「あー、じゃあ伝えて欲しいんだけど、今度会いたいって」






え？2人いつのまに会いたいとかいう仲になったの？





意味わかんな





でも、亜嵐くんしつこいし、とりあえずライン






メッセージを送ってスマホの電源を切った





事務所についてスマホを見ると

Aからのライン


A亜嵐くんが?







そう。亜嵐くんが。


亜嵐「明日は無理か聞いて！」






はいはいって適当に返事をしてラインをする





速攻既読ついたけど返事はない



隼「なにすんすか？Aと」



亜嵐「いやーちょっとさ狙ってて」



は？Aを？


Aを？って聞こうとしたけど怖いからやめた




聞くと俺がAを好きみたいだし。




Aはタダの俺の目覚まし時計なんで。

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