...Sweetie**《2》

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メイク中に横からじーっと私を観察する裕太くん



『私のメイク見てて面白い、、？』

「うん」

『…だいぶやりずらい、』

「気にせんで進めて」





それが無理なんですが？

人に見られながらってすっごいやりずらいの分かります！？皆さん←
分かってくれますよね←




リップを塗ろうと、キャップを外そうとした時


'俺が塗る〜'


って子供みたいに横から手を伸ばしてきた




『裕太くん塗れる？笑』

「そんな舐めんといて笑」

『一応私ヘアメイク担当だから厳しいよ？』

「Aがやってるのめっちゃ見とるから余裕やわ。」




そう言いながらキャップを外して、クルクルと出した




いや、オーバーリップされたらだいぶ心配だよ？

裕太くん？大丈夫？ほんとに、





私の心配もよそに近づいてくる

一旦腕を掴んで、




"裕太くん内側先に塗るんだよ？分かってる？"




というと



'おー先言ってやそれ〜'


なんて、またまた不安にさせるような言葉をポロッと放つ






「はいちょっと口開いて」

『…』





軽く塗ってくる裕太くん


何回か塗って終わると




「ん、」





触れた唇








ちょい、、。

確信犯だ、

絶対そうだこの人。

ニッコニコしてるもん。






『…裕太くんこれ狙ってたでしょ、』

「笑 バレた？」

『、裕太くんこれからリップ触るの禁止』

「えぇーなんでぇ〜」

『なんでも！私の心臓が一日中持ちませんっ！』





ダメだよほんとに、今日もう既に何回目よ、







・







「今日どっかカフェでも行く？」

『あ、隼くんが教えてくれた所に行きたいな』

「あそこ？」

『そう！あのレトロな感じのとこ』

「カフェオレがめっちゃ美味しいらしいで」
「Aカフェオレ好きやろ？」

『そうなの、！？うんめちゃくちゃ好き』

「俺は？」



どさくさに紛れて聞いてきたから焦らしてみることにした




『んー笑』


「そこは好きって言っとく所やろー」

『ごめんなさい笑 』






私が言ったらなんだかんだで少し照れちゃうくせに笑









____『裕太くん今日も大好きです』

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