...Sweetie

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一瞬戸惑ったけど、中に入らせて頂くことに、。




入った瞬間いつもの中務さんの香水の匂いが鼻をかすめた。


この匂い好きなんだよね、、






部屋はモノトーンで揃えられてて見るからにオシャレ






椅子を引かれて





「ちょっとここ座っとって。」





それだけ行ってキッチンの方に向かった。




大人しくそこに座らせてもらったものの、落ち着かない。








あーどしよ、忘れ物届けに来ただけなのに、、



部屋に漂う香水の匂いがまた心拍数を早くする









前に置かれたのはりんごジュース。



意外とかわいい...






いやいやそんなことじゃなくて、、








『あの、とりあえずこれお渡ししておきます、』






机の上にアクセサリーを置くと'ありがと'と言っていつも閉まってるであろうケースの中に入れた









「.....」


『...』








中務さんが目の前に座ったところで沈黙が流れた。


やっぱりそうだよね、


すると思い出したように中務さんが口を開いた









「この前。」




『え、？』




「...この前ハリネズミの話したやろ、。...見るか、？」







目は合わないけどそう聞いてくれた。


もちろん返事は'はい'









中務さんのあとに続いて行くとそこには


丸まった姿のハリネズミが2匹









『...っかわいいっ、、！』




罪くらいの可愛さだよっ、！？

何この生き物っ、、









「...こっちがマイロでこっちがアルビーな」









そう言う中務さんの目は凄く優しくて愛おしそうに2匹を見ていた



その姿に胸がｷｭｩっとなった。









しばらく見てると、気づいた時にはもう夜の11時でもうすぐ12時になる所だった、








慌てて立ち上がるとびっくりした様子の中務さん









『私、、そろそろ帰らないと、！すみません！長居しちゃって』



「...大丈夫なん？」



『ここから家までは分かるんで大丈夫です！』



「いやそうやなくて、、」



『え？』







「悪い男に捕まったらどうするんかって聞いとるん」







『...いや、でも帰らないと、、』



「悪いけど俺もこんな格好やし風呂にも入ってもうたから送ってけないで？」









すると中務さんから質問。









「変なおじさんに引っかかって痛いめ見るんと、俺の家に泊まるん。どっちがええ。」









そこまで言われたら、









『すみません、。お願いします、。』








そう答えた

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