やっぱ夏はアイスだと思うね！出てくんのかき氷だけど！ ページ39
｢オイオイオイオイそんなのありなのかよ！？｣
かき氷シロップ全味かける。
それは店では出来ないような禁止技。
思わずロックが叫ぶ。
｢君はロック君だったね…。ありなんだよ…ここでは！｣
しゅんが片手にイチゴ、片手にメロンのシロップを持って言った。
半分ぐらいまでに入れられたかき氷の上にそれぞれのシロップをかけていく。
さらにそのうえにかき氷を追加。
そしてまたシロップをかける。
かき氷→シロップ→かき氷→シロップという豪華な層が出来た。
八宵はかき氷と一緒に渡されたストロースプーンでそれを掬い口に入れる。
｢あんまぁ…！｣
蕩けた顔をした八宵を見てロックも同じものを注文する。
｢あまぁ…！｣
全く同じ表情をしてロックも蕩ける。
それを遠くで見ていたニコも小走りでやってきた。
｢ねーねー、それ僕も食べれる？｣
｢もちろん！親父とシロ特製のシロップだからね。ニコも食べることができるよ｣
｢やったあ！｣
ニコはわかりやすく両手をあげ飛び跳ねた。
なめらかな動きでかき氷を作りニコに渡す。
味はメロンとレモンだ。
ニコはそれを受けとるとモブの元に戻っていった。
仲良く分け合って食べている。
それを保護者のような目で見守りつつ、しゅんは新しくかき氷を作った。
｢こんなところでも仕事ご苦労様。かき氷でもお食べ｣
イチゴ味のかき氷をハジメの元へ持っていく。
｢ああ…すまねぇな。でも仕事終わらせねぇと｣
ハジメは机に積まれた一向に減る気配のない書類を見た。
｢見られたくない書類とか俺にはかけない書類以外なら片してあげるよ｣
｢…いいのか？｣
｢休憩も仕事の内。あるならお貸し｣
そういって渡すように促すしゅんにハジメは十枚程の書類を渡した。
何故しゅんが自分の仕事外であるはずの事ができるのか。
弟のはずのAもよくわかっていない。
ハジメの代わりに書類と向き合い片付けていく。
ハジメはかき氷を掬い少し眺めてから食べた。
ずっと使われていた頭に甘さが染みる。
(相変わらずうるせぇ…)
九十九まで現れさらにうるさくなった南波人工ビーチにいるバカ共。
それを見て、ほとんど同じタイミングで笑った姫小路兄弟の顔はどこか不自然だった。
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nonano - ももみんぐさん» 返答遅れてすみません。NLとはノーマルラブの略称で男×女の恋愛の事を言います。どうしてノーマルかは知りませんが、そんなような意味です。詳しく知りたいのであれば、Wikiが強いと思います。 (2018年7月27日 20時) (
レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
ももみんぐ - nonanoさん» スミマセンm_mNLって何なんですか?私の頭脳ではわかりきることができません。教えてください! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 0ea9927a0f (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 私アニメといろいろ混ざってる。そして頭の中で原作とアニメの内容の自動改ざんが行われている。くれぐれも気をつけてください(＞Σ＜) (2018年7月21日 21時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - ほのぼのも、好きですけどね。なんかそういう周期が来るんです。 (2018年7月8日 20時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 悩みは蒸れることだと。 (2018年7月8日 19時) (レス) id: 4feee8d9e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonano | 作成日時：2018年4月2日 16時
