カレーが二十三杯 ページ25
『中原さん。』
「んぁ?…手前Aか?」
『酷いですねぇ。髪を切っただけでそんな反応。』
私はあれから髪を肩まで切っていた。
「ああ。すまねぇ。どうした?」
『あれから随分と1人で特訓したんですよ。見てくれません?』
「ほぉ。いいぜ。」
『此処じゃなんですから訓練所に移動しましょうか。』
「おう。」
『時間をいただいてすみません。』
「別に良いさ。…太宰のことと何だっけか…織田?と知り合いだったんだろ?大丈夫か?」
『?何がです?』
「何がって…仮にもちょっと世話になったんだろ?何か情でもわかねぇわけ?」
『別に。それはそれ、これはこれです。だいたいマフィアにいる時点で明日死んでるかもしれないんですから。』
「…手前。なんか変わったな。雰囲気というか…」
『そうですか?自分では特に感じないですが…』
「まぁいいさ。早速始めるか。」
『はい。』
「じゃあまずは俺に向かってストレートできてみろ。」
『じゃあ遠慮なく。』
「おう。」
ゴスっ
「…っと。前に比べると随分と重くなったもんだなぁ。だが…これくらいじゃ俺には指一本触れられねぇなぁ。」
『…そうですか。』
「これから空いてるんだろ?相手してやるぜ?」
『…では少しだけ。』
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みつばち(プロフ) - eyeさん» ですよねですよね! (2018年3月6日 20時) (レス) id: cc11989b06 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 夢主ちゃん、狂ってないよ!!安心して!!! (2018年3月5日 21時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 果汁ジノ%さん» ふふふっ…!楽しみにしていてください! (2018年3月4日 22時) (レス) id: cc11989b06 (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ%(プロフ) - これはもしや………「天衣無縫」!? (2018年3月4日 14時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつばち x他1人 | 作成日時:2018年2月28日 19時