お正月 ページ29
「明けましておめでとうございます。」
「おう、おめでとう。」
冬休みも後半戦。
正月を迎えた。
先ずやるのは着物の着付け。
「手伝ってやらなくていいのか?」
「それ以上巫山戯たこと言ったら殴るから。」
着付けが終わったらポートマフィア本部へGo。
新年の挨拶をする。
これは毎年恒例だ。
「森さん、姐さん、明けましておめでとう御座います。」
「おめでとう。」
「嗚呼、おめでとう。着物にあっておるぞ。」
「有難う!」
するとエリスちゃんが現れた。
「明けましておめでとう、A!」
「おめでとう、エリスちゃん。」
「Aちゃん、はいこれ。私と紅葉君からだよ。」
渡されたのはお年玉だった。
「わぁ、有難う森さん、姐さん!」
すると急に森さんが涙目になった。
「Aちゃん…」
「え、何…どしたの。」
「否、昔のお正月を思い出してしまってね…」
「昔の正月…?」
_________________
「もりさん!あけまして、おめでとー!」
「うんうん、おめでとう。」
「もりさんもりさん!」
「なんだい?」
「落とし前ちょーだい!」
「お、落とし前?!」
「うん、落とし前ちょーだい!」
私はすぐに「お年玉」の言い間違えだとわかったから、用意していたものを渡したんだ。
「…なにこれ?」
「へ?」
「もりさん知らないの?落とし前は自分の小指をあげるんだよ?だざいさん言ってたもん。」
「え、いやそれ…」
「落とし前ちょーだい!」
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「あの時の君と言ったらマフィアのボスの顔をしていたよ。」
「記憶から抹消してください。後何でマフィアのボスがびびってるんですか。」
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みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございました! (2018年12月31日 11時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
のねすそ(プロフ) - お話書いてくれたんですか( ; ; )嬉しすぎて吐きそうです (2018年12月30日 22時) (レス) id: ee3b8d77ab (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 梓さん» これ、私が従兄弟にやられた実話なんです笑(最後のココアの部分は無し) (2018年12月30日 22時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 中也さん……デリカシーないよ……w (2018年12月30日 11時) (レス) id: 9adf8dcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございます!早速書いてみますね! (2018年12月29日 19時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつばち | 作成日時:2018年9月26日 21時